ここ数年、度々話題に上がっている銀行の口座維持手数料。
先日の日銀・黒田総裁の会見でも導入について言及され、ここにきて現実味を帯びてきました。
そこで、
・口座維持手数料とは?いつから始まる?
・口座維持手数料について各銀行を比較!ゆうちょ銀行はどうなる?
・口座維持手数料は残高0円でも必要?
について調べてみました。
経済番組やワイドショーでも口座維持手数料について取り上げられています。
その動画も紹介しますね。
口座維持手数料とは?いつから始まる?
銀行にお金を預けたら、微々たるものですが利子が着き、
預けているだけで数十円単位でも預金残高が増える当たり前でした。
しかし、今回導入が検討されている口座維持手数料は、
口座を持っているだけで支払わなければならない手数料。
なんだか損なイメージしかありませんが…
なぜ口座維持手数料の導入が検討されるのでしょうか。
このご時世、各銀行はマイナス金利の煽りで軒並み経営が悪化しています。
その為、振り込みや送金など、銀行を利用する際にかかる手数料をじわじわと値上げしてきました。
銀行の収益アップのために
新たに導入されるかもしれないのが、この口座維持手数料です。
欧米諸国では口座維持手数料がかかる場合がほとんどだそう。
実は日本でも、ネットバンクや信託銀行などで既に導入されている例もあり、
その内メガバンクも、と言われていたのが、
先述のとおり、日銀総裁会見でも導入について言及され、
いよいよ始まるのではないか、と見られています。
口座維持手数料について各銀行を比較!ゆうちょ銀行はどうなる?
実際に口座維持手数料について、各銀行から詳細のリリースはまだありません。
11月13日、14日にメガバンク3行の中間決算会見が予定されています。
そこで何らかの発表があるのではないかと見られていますので、
口座維持手数料に関して、各銀行を比較するのは、中間決算会見を待ってからでしょう。
詳細が発表されるまで正確にはわかりませんが、
既に導入している未利用口座、休眠口座の維持手数料のように、
預金残高や取引回数によって手数料に差が出たり、場合によっては無料になるのではないか、と考えられます。
そうなると気になるのがゆうちょ銀行です。
ゆうちょ銀行は、ユニバーサルサービスの提供を責務としていますので、
条件により手数料に差が生じる制度の導入は見送られる可能性があります。
口座維持手数料は残高0円でも必要?
もし口座維持手数料が導入された場合、
引き落とす手数料すら無い、残高0円の口座に関してははどうなるのでしょうか。
こちらも、正式に導入されると説明があるとは思いますが、
以前、口座維持手数料を導入していたネットバンクを例に挙げると、
残高0円の口座から手数料を引くとマイナスになってしまう故、
残高0円の口座には手数料はかからない、という扱いだったようです。
まとめ
消費税率アップに引き続き、我々庶民にとってありがたく無い話題が続いています。
銀行も大変なのはわかるけど…口座維持手数料を導入すると世間から反発があるのは必至でしょう。
各銀行の中間決算会見で、正式に口座維持手数料の導入を発表するか注目ですね。
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