パイロットの「消せるボールペン」、便利ですよね。
その「消せるボールペン」を生み出した中筋憲一さんが、2019年9月30日放映のNHK「逆転人生」に出演します。
どんな逆転人生のお話が聞けるか、楽しみですね!
そこで、今回は、中筋憲一さんについて、
- 中筋憲一の経歴と出身大学
- 中筋憲一の年収は?
- 中筋憲一 消せるボールペン開発秘話
について、調査していきます。
また、この記事の後半には、中筋憲一さんに関する動画を掲載しています。
ぜひ、合わせてチェックしてみてくださいね!
中筋憲一の経歴や出身大学は?
中筋憲一さんは、1943年6月21日生まれの76歳(2019年9月現在)です。
出身や出身大学についての情報は、残念ながら得られませんでした。
中筋憲一さんは、パイロットインキ株式会社 元取締役会長、
株式会社パイロットコーポレーション 元常務取締役です。
中筋憲一さんは、1966年4月株式会社パイロットコーポレーションの関連会社である
パイロットインキ株式会社に入社しました。
株式会社パイロットコーポレーションは、筆記具や手帳などのステーショナリー事業の製造、
販売などを行っており、パイロットインキ株式会社は、文具・玩具の製造販売会社です。
1993年1月には、同社の第2開発部長となり、1996年3月、取締役に就任します。
2002年3月、パイロットインキ株式会社の代表取締役社長に就任しました。
2003年3月には、株式会社パイロットコーポレーション取締役に就任します。
2008年3月、同社の取締役常務となりました。
2011年3月、パイロットインキ株式会社取締役会長に就任します。
2015年3月にパイロットコーポレーション常務を退任、
同年パイロットインキ株式会社の相談役に就任しています。
中筋憲一の年収は?
パイロットインキ株式会社の元会長である
中筋憲一さんの年収ってどのくらいでしょうか?
大変気になりますが、残念ながら情報は得られませんでした。
パイロットインキ株式会社は、資本金2億2000万円、
従業員468名(2019年7月20日現在)の会社で、東証第一部上場企業です。
2019年版会社四季報によると、パイロットインキ会長は、
役員報酬の高い上場企業トップ500に入っていません。
500位は、豊田通商前株式会社会長の小澤哲さんで、1.22億円でした。
豊田通商株式会社の資本金は649億3千6百万円なので、
会社の規模から考えて、現在は相談役である中筋憲一さんの役員報酬は多くて1000万円前後ではないかと推測します。
正直、役員報酬なんて縁がない世界なので、想像つかないのですが…。
中筋憲一さんは、消せるボールペンの開発者として、
講演活動も精力的にしているようなので、その報酬も加わると思われます。
それでも、中筋憲一さんの年収は数千万円程度だろうと思われます。
中筋憲一 消せるボールペン開発秘話
中筋憲一さんは、パイロットインキ株式会社の「お荷物部署」に配属されて、
希望していた筆記具開発とは無縁の会社人生を歩んでいました。
中川健一さんが入社した時のテーマは、
ノンカーボン紙だったそうです。
しかし、製紙会社との競争に負けてしまいます。
そこで、中筋憲一さんは、全く新しいこと、
誰もやっていないことを始めようと決意します。
それで取り組んだのが、
モミジが緑の葉から紅葉する様を試験管内で再現することでした。
消せるボールペンの原理は、温度変化で色が変化することにあり、
書いたものが消えるのは専用消しゴムとの摩擦熱でインキが透明になるからです。
なかなか、成功しなかった中筋憲一さんですが、
ある人からの助言で勇気をもらいました。
その1~2か月後、中筋憲一さんは、組成物を少し加熱したら消えて、
たまたまフッと置いておいたら元の色に戻るという現象を見つけます。
これが、消せるボールペンのインク開発の原点なのです。
「逆転人生」では、もっと詳細な秘話が聞けることでしょう。

まとめ
ここまで、中筋憲一さんについて、
- 中筋憲一の経歴や出身大学は?
- 中筋憲一の年収は?
- 中筋憲一 消せるボールペン開発秘話
について、調査してきました。
いかがでしたか?
ペンのインクは、どんな環境でも変化しないのがいいインクだったのですから、
消せるインクって、まさしく「逆転の発想」ですよね。
この「逆転の発想」から、「お荷物部署」にいた中筋憲一さんの
「逆転人生」が始まり、パイロットインキ株式会社の会長まで上り詰めたわけです。
素晴らしいですね!
9月30日の「逆転人生」で、詳細なお話を聞けることが楽しみです。
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