2019年9月末、商業施設『コレド室町テラス』が新規オープンしました。
そこで話題になったのが、株式会社有隣堂が経営する、『誠品生活日本橋』。
台湾の有名店の日本デビューを仕掛けたのは、
有隣堂の副社長である松信健太郎さんです。
そんな松信健太郎について、
・松信健太郎さんの経歴は?
・松信健太郎さんの学歴は?
・松信健太郎さんの仕掛けた『誠品生活』って?
を調べてみました。
松信健太郎さんはメディアに登場し、自身の経営理念や書店業界の行く末について語られることもしばしば。
後半では、そんな松信健太郎さんの動画も紹介しますね。
松信健太郎さんの経歴は?
松信健太郎さんは、2019年9月1日付けで有隣堂の取締役副社長に昇任しました。
経歴を調べると、2007年に有隣堂に入社し、2年後には店売事業部長、
5年後には店売事業本部長へと、かなりのスピード出世感があります。
2015年に専務となった後、今回、副社長に就任されました。
そんなスピード出世が出来たのは、彼が創業者一族であり、
現在の代表取締役会長兼社長・松信裕さんの御子息だからでしょう。
松信健太郎さんの学歴は?
松信健太郎さんは、1995年早稲田大学教育学部を卒業されています。
高校も、早稲田大学高等学院に通われていたようです。
老舗書店の創業者一族であり、ゆくゆくは跡を継ぐことが決まっていたのでは、と思うと、
経営学部や商学部ではなく、教育学部卒なのが意外に感じますね。
松信健太郎さんの仕掛けた『誠品生活』って?
松信健太郎さんは、かねてから書店業界の危機を感じていたそうです。
確かに、ここ数年は書籍のデジタル化が進んだり、ネットショップの手軽さからか、
本屋さんの倒産が相次いでいると報道もされています。
そんな書店業界の改革を思い描いた松信健太郎さんは、
台湾の百貨店『誠品生活』とのコラボレーションで、
書店業界の起死回生を狙いました。
誠品生活とは、1989年創業の台湾企業。
台湾・中国・香港、そしてこのコレド室町テラスに50店舗を出店しています。
『誠品生活日本橋』には、居酒屋やアパレルショップ、理髪店まで併設され、
従来の書店と全く違う雰囲気。
物販店では台湾で人気のアイテムが並び、肝心の書籍は、スタッフが厳選した、
オススメしたいものをポツンポツンと陳列されている状態に。
目新しさも手伝って、オープン前から話題になっていました。
有隣堂の次期社長とみて間違いない松信健太郎さんは、
書店業界全体が抱える危機感から、『誠品生活日本橋』をオープンさせました。
まとめ
老舗書店である有隣堂のファンからは、従来の書店からあまりに掛け離れた店舗に、
ネガティブな意見もあったようですが、今後の書店業界に一石を投じたことに間違いないですね。
松信健太郎さんの狙いが成功するか、今後の製品生活から目が話せません。
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