第105回夏の甲子園選手権大会は、2023年8月23日(水)神奈川県代表の慶応義塾高校が107年ぶりの優勝で、盛況のうちに閉幕しました。(105回目なのに何故107年ぶり?と思われることでしょうが、戦争中数年間の中止があった為です。)
試合中のベンチの監督さんを見ていると、選手と同じように一喜一憂される熱血漢の方、どっかりと座って勝っても負けても動じることのない方、選手と間違うくらいお若い方、この暑さは辛いだろうな⋯と感じる高齢の監督さんなど千差万別です。
そこで今回は
・甲子園夏2023監督の年齢一覧!
・甲子園夏2023監督の年齢!最高齢は?
・甲子園夏2023監督の年齢!最年少は?
・高校野球の監督になる資格や条件は?
について調査し、それぞれの年齢や監督になる為の資格、また最高齢・最年少の監督さんなど紹介していきたいと思います。
最後までよろしくお願いします。
- 甲子園夏2023監督の年齢一覧!
- クラーク記念国際:佐々木啓司監督(67歳)
- 北海高校:平川敦監督(52歳)
- 八戸学院光星:仲井宗基監督(53歳)
- 花巻東:佐々木洋監督(48歳)
- 明桜:輿石重弘監督(60歳)
- 日大山形:荒木準也監督(51歳)
- 仙台育英:須江航監督(40歳)
- 聖光学院:斉藤智也監督(60歳)
- 土浦日大:小菅勲監督(56歳)
- 文星芸大付属:高根沢力監督(49歳)
- 前橋商業:住吉信篤監督(49歳)
- 浦和学院:森大監督(32歳)
- 専大松戸:持丸修一監督(75歳)
- 共栄学園:原田健輔監督(37歳)
- 日大三高:三木有造監督(49歳)
- 慶應:森林貴彦監督(50歳)
- 東海大甲府:村中秀人監督(64歳)
- 東京学館新潟:旅川佑介監督(41歳)
- 上田西:吉崎琢朗監督(40歳)
- 富山商業:前崎秀和監督(46歳)
- 星稜:山下智将監督(41歳)
- 北陸:林孝臣監督(41歳)
- 浜松開誠館:佐野心監督(56歳)
- 愛工大名電:倉野光生監督(65歳)
- 大垣日大:阪口慶三監督(79歳)
- いなべ総合:尾崎英也監督(64歳)
- 近江:多賀章仁監督(63歳)
- 立命館宇治:里井祥吾監督(40歳)
- 履正社:多田晃監督(45歳)
- 社:山本巧監督(51歳)
- 智辯学園:小坂将商監督(46歳)
- 市立和歌山:半田真一監督(43歳)
- おかやま山陽:堤尚彦監督(52歳)
- 広陵:中井哲之監督(61歳)
- 鳥取商:渡辺達郎監督(51歳)
- 立正大淞南:太田充監督(50歳)
- 宇部鴻城:尾崎公彦監督(53歳)
- 英明:香川純平監督(37歳)
- 徳島商業:森影浩章監督(60歳)
- 川之江高校:菅哲也監督(52歳)
- 高知中央:太田弘昭監督(51歳)
- 九州国際大付属:楠城徹監督(72歳)
- 鳥栖工業:大坪慎一監督(47歳)
- 創成館:稙田龍生監督(59歳)
- 東海大熊本星翔:野仲義高監督(42歳)
- 明豊:川崎絢平監督(41歳)
- 宮崎学園:崎田忠寛監督(41歳)
- 神村学園:小田大介監督(40歳)
- 沖縄尚学:比嘉公也監督(42歳)
- 甲子園夏2023監督の年齢!最高齢は?
- 甲子園夏2023監督の年齢!最年少は?
- 高校野球の監督になる資格や条件は?
- 甲子園夏2023監督の年齢一覧!まとめ
甲子園夏2023監督の年齢一覧!
クラーク記念国際:佐々木啓司監督(67歳)
・1956年生まれ
・北海道美唄市出身
北海高校:平川敦監督(52歳)
・1971年生まれ
・北海道根室市出身
八戸学院光星:仲井宗基監督(53歳)
・1970年生まれ
・大阪府生まれ
花巻東:佐々木洋監督(48歳)
・1975年生まれ
・岩手県出身
明桜:輿石重弘監督(60歳)
・1963年生まれ
・山梨県出身
日大山形:荒木準也監督(51歳)
・1971年生まれ
・山形県出身
仙台育英:須江航監督(40歳)
・1983年生まれ
・埼玉県出身
聖光学院:斉藤智也監督(60歳)
・1963年生まれ
・福島県出身
土浦日大:小菅勲監督(56歳)
・1966年生まれ
・茨城県常総市出身
文星芸大付属:高根沢力監督(49歳)
・1973年生まれ
・栃木県出身
前橋商業:住吉信篤監督(49歳)
・1974年生まれ
・群馬県桐生市出身
浦和学院:森大監督(32歳)
・1990年生まれ
・埼玉県出身
専大松戸:持丸修一監督(75歳)
・1948年生まれ
・茨城県出身
共栄学園:原田健輔監督(37歳)
・1986年生まれ
・埼玉県さいたま市出身
日大三高:三木有造監督(49歳)
・1974年生まれ
・和歌山県出身
慶應:森林貴彦監督(50歳)
・1973年生まれ
・東京都出身
東海大甲府:村中秀人監督(64歳)
・1958年生まれ
・長崎県出身
東京学館新潟:旅川佑介監督(41歳)
・1982年生まれ
・新潟県出身
上田西:吉崎琢朗監督(40歳)
・1982年生まれ
・長野県出身
富山商業:前崎秀和監督(46歳)
・1977年生まれ
・富山県富山市出身
星稜:山下智将監督(41歳)
・1981年生まれ
・石川県金沢市出身
北陸:林孝臣監督(41歳)
・1982年生まれ
・福井県鯖江市出身
浜松開誠館:佐野心監督(56歳)
・1967年生まれ
・静岡県浜松市出身
愛工大名電:倉野光生監督(65歳)
・1958年生まれ
・愛知県名古屋市出身
大垣日大:阪口慶三監督(79歳)
・1944年生まれ
・愛知県名古屋市出身
いなべ総合:尾崎英也監督(64歳)
・1958年生まれ
・三重県伊賀市出身
近江:多賀章仁監督(63歳)
・1959年生まれ
・滋賀県彦根市出身
立命館宇治:里井祥吾監督(40歳)
・1983年生まれ
・京都府出身
履正社:多田晃監督(45歳)
・1978年生まれ
・大阪府出身
社:山本巧監督(51歳)
・1972年生まれ
・兵庫県出身
智辯学園:小坂将商監督(46歳)
・1977年生まれ
・和歌山県出身
市立和歌山:半田真一監督(43歳)
・1980年生まれ
・和歌山県和歌山市出身
おかやま山陽:堤尚彦監督(52歳)
・1971年生まれ
・兵庫県出身
広陵:中井哲之監督(61歳)
・1962年生まれ
・広島県出身
鳥取商:渡辺達郎監督(51歳)
・1971年生まれ
・鳥取県鳥取市出身
立正大淞南:太田充監督(50歳)
・1973年生まれ
・静岡県出身
宇部鴻城:尾崎公彦監督(53歳)
・1970年生まれ
・愛知県出身
英明:香川純平監督(37歳)
・1985年生まれ
・香川県さぬき市出身
徳島商業:森影浩章監督(60歳)
・1963年生まれ
・徳島県徳島市出身
川之江高校:菅哲也監督(52歳)
・1971年生まれ
・愛媛県西条市出身
高知中央:太田弘昭監督(51歳)
・1972年生まれ
・大阪府出身
九州国際大付属:楠城徹監督(72歳)
・1950年生まれ
・福岡県北九州市出身
鳥栖工業:大坪慎一監督(47歳)
・1976年生まれ
・佐賀県出身
創成館:稙田龍生監督(59歳)
・1964年生まれ
・大分県出身
東海大熊本星翔:野仲義高監督(42歳)
・1981年生まれ
・宮崎県日南市出身
明豊:川崎絢平監督(41歳)
・1982年生まれ
・和歌山県海南市出身
宮崎学園:崎田忠寛監督(41歳)
・1981年生まれ
・長崎県出身
神村学園:小田大介監督(40歳)
・1982年生まれ
・福岡県出身
沖縄尚学:比嘉公也監督(42歳)
・1981年生まれ
・沖縄県出身
こうして見ますと、40代〜50代の監督さんが多いようですね。
甲子園夏2023監督の年齢!最高齢は?
最高齢:阪口慶三(大垣日大)
今回の49代表の中で最高齢は、大垣日大(岐阜県代表)の阪口慶三監督の79歳です。
阪口監督は東邦高校から愛知大に進学、大学卒業後に東邦の監督に就任、38年の間に優勝1回・準優勝3回の結果を残しています。
2005年から大垣日大監督に就任、春夏併せて両校で甲子園39勝をあげています。
普段はお孫さんにとても優しいおじいちゃんだそうです。
因みに2番目にご高齢なのは、専大松戸(千葉県代表)の持丸修一監督で、75歳だそうです。
甲子園夏2023監督の年齢!最年少は?
最年少:森 大(浦和学院)
最年少監督は浦和学院(埼玉県代表)の森 大監督の32歳です。
森 大監督は当時監督を務めていた父の森 士(おさむ)監督の元、2007・2008年の夏の甲子園に投手として出場しました。
その後早稲田大学に進学、三菱自動車倉敷を経て母校のコーチ・部長を務め、2021年父の後を継いで監督に就任しました。
見るからにお若い印象の森監督ですが、監督と並行して大学院で心理学を学び、科学的な指導もされているそうです。
2番目にお若いのは共栄学園(東東京代表)の原田健輔監督と、英明(香川県代表)の香川純平監督の37歳です。
高校野球の監督になる資格や条件は?
高校野球の監督になるには、昔は教職員免許が必要とされていましたが、そうなると起こる問題は人材不足ということになります。
今でも比率的には教職員免許を持った方が監督をする事が多いのですが、中には元プロ野球選手という経歴を持った方もいます。
以前は高校野球指導者になる為には、プロを引退した後10年間の勤務実績が必要で、プロを引退後10年というのはかなりの長さで、それがネックでなりたくても断念する方が殆どでした。
それが近年では10年が5年→2年とハードルが下がり、今では3日間の講習を受けて[学生野球協会]の審査を通れば[学生野球資格回復制度]という指導者としての資格を取得することが可能となりました。
有名なところでは、智弁和歌山高校の中谷仁監督がこの制度によって指導者免許を取られました。中谷仁監督は、阪神や楽天などでキャッチャーとしてプレーし、恩師である高嶋前監督の元でコーチを務めながら資格取得され、現在に至っています。
私立高校では元プロ野球選手や社会人野球という、ある程度のスキルを持った方が就任されるそうです。
甲子園夏2023監督の年齢一覧!まとめ
いかがだったでしょうか。
ここまで
・甲子園夏2023監督の年齢一覧!
・甲子園夏2023監督の年齢!最高齢は?
・甲子園夏2023監督の年齢!最年少は?
・高校野球の監督になる資格や条件は?
について調査して来ました。
最近では現読売ジャイアンツのコーチ、桑田真澄さんが東大の臨時コーチとなったり、近鉄や中日でプレーした中村紀洋さんが浜松開誠館のコーチをされたりしていますが、実はその昔学生野球選手とプロ野球選手(現役・OB含め)は決して接点を持ってはならない規則がありました。
例えば長嶋茂雄さんの息子である一茂さんや、野村克也さんの息子であるカツノリさんなどは、父の教えを受けたくても受けれなかったのです。
現在ではそこも改正されたのですが、先ほども述べたようにそんな規制がある限り学生野球監督の人材不足は否めません。
元プロ野球選手でも、社会人野球選手でも門扉を広げることが未来の高校野球が明るくなるのだと思います。
高校野球そのもののあり方も議論される昨今、様々な面から変化させていくのが良いのではないでしょうか。
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