最近、パソコンの主流となってきた感のあるノートパソコンですが、
キーボードが打ちにくいと感じることはありませんか?
小型化や軽量化を重視するノートパソコンでは、
キーボードもデスクトップのキーボードとは異なります。
そのため、ノートパソコンのキーボードが打ちにくく感じるのです。
そこで、ノートパソコンのキーボードが打ちにくい理由と
打ちやすいキーボードの選び方についてまとめました。
ノートパソコンのキーボードが打ちにくい理由は?
ノートパソコンのキーボードが打ちにくいと感じる人は多いです。
その理由は主に、
- キーストロークが浅い
- キーピッチが狭い
- エンターキーが小さい
- バックスペースキーが小さい
- テンキーがあるキーボードでは、全体に狭い
などが挙げられるでしょう。
これらは、慣れで解消できるとも言えますが、慣れるまでストレスになりますよね。
ただ、人によって間隔や好みが異なるので、
「このキーボードがベスト」と決めることはできません。
そこで、キーボードの選び方のポイントをまとめてみました。
ノートパソコンで打ちやすいキーボードの選び方は?
キーボードの仕様によって、キー入力のしやすさは異なります。
ビジネス用途やブログを毎日更新するなど、
キー入力を長時間、頻繁に行うような使い方をする場合、
キーボードにこだわってノートパソコンを選ぶとよいでしょう。
キーボードの選び方のポイントを、以下にまとめます。
設計
キーボードには、アイソレーション設計と、
そうではない設計のもの(通常のもの)があります。
通常のキーボードは、
隣接するキーの間にはわずかな隙間があるだけですが、
アイソレーション設計のものは、各キーの間隔を空けて
隣接するキーとの間に枠を設けています。
アイソレーション設計のメリットとしては、
まず、キーと隣のキーの間隔が空いているため、
誤って隣のキーも押してしまうミスが起きにくいことです。
また、各キーの周囲が枠で囲まれていて、
キーと枠の隙間が狭いため、キーの下にゴミが入りにくい点が挙げられます。
アイソレーション設計のデメリットは、
隣接するキー同士の間隔が離れているために、
隣接するキーを一つの指で同時に押すタイプ、
隣のキーに指を滑らせるように入力するタイプの人は、
打ちづらいと感じる可能性があります。
また、キーの中心部分ではなく、
橋の方を押して入力する癖がある場合も
打ちにくいと感じるかもしれません。
キーピッチ
キーピッチ(キーの中心から隣のキーの中心までの距離)は、
キーボードの打ちやすさに大きく影響します。
多くのキーボードでは、
キーピッチは15㎜~19㎜の範囲に収まっています。
19㎜なら、十分な広さで、誰もが打ちやすいです。
ノートパソコンでも外付けのキーボードでも主流の広さです。
17㎜~18㎜では、やや狭さを感じるようになりますが、
打ちやすさは十分な範囲です。
手が小さい人には、19㎜より打ちやすいと感じることも。
15㎜~16㎜になると、狭さを感じて打ちづらくなるので、
打ちやすさを確保したい場合には避けた方がいいでしょう。
キーストローク
キーストローク(キーを押し下げたときのキートップが沈み込む深さ)も、
キーボードの打ちやすさを左右する要因です。
薄さを実現するため、ノートパソコンでは1㎜~2㎜の範囲内に収まっており、
外付けのキーボードに比べて浅めです。
2㎜~4㎜であれば、しっかりと押した感触を得られて打ちやすいですが、
ノートパソコンではめったにありません。
ノートパソコン、外付けのキーボードを含めて、
標準的な深さは2㎜となっています。
1.5㎜~2㎜なら、
十分な深さで打ちやすさが確保されています。
1㎜~1.5㎜では、浅く感じるようになるので、
打ちやすいとは言い難いですが、浅めが合う人もいます。
1㎜以下になると、タッチキーボードの間隔に近くなり、
キーに触れた感触に近くなるため、打ちづらいでしょう。
テンキー
Excelなど数字を打ち込む作業の大木方は、
テンキーのあるキーボードのあるものを選んだ方がよいでしょう。
ただし、小型のノートパソコンでは、テンキーがある分、
テンキー以外の面積が小さくなる分、打ちづらいと感じる可能性が高くなります。
キーピッチの広さを取るか、テンキーがあるものを取るか、
使用用途に合わせて選びましょう。
まとめ
ノートパソコンのキーボードが打ちにくいと感じるのには、理由がありました。
そこで、ノートパソコンを選ぶときには、
キーボードの選び方が大切になります。
また、自分に合った外付けのキーボードを選ぶのも、選択肢の一つです。
ここでご紹介した選び方のポイントを参考に、
ご自分に合ったノートパソコンや外付けのキーボードを見つけてくださいね。
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