第一回現役ドラフトの開催が、12月9日に迫っています。
国内初の試みということもあり、注目が集まっています。
今回は楽天イーグルスの現役ドラフトについて注目します。
・現役ドラフトのルールは？
・現役ドラフトのリストアップ対象外選手条件は？
・楽天イーグルス2022！現役ドラフト候補選手を予想！
・楽天イーグルス2022！現役ドラフト候補選手を予想！まとめ
について紹介していきます。
現役ドラフトによってチーム編成が大きく入れ替わったり、各球団の勢力図に影響を及ぼすことが予想されるので要注目です！
現役ドラフトのルールは？
さっそく、現役ドラフトのルールを見ていきましょう。
現役ドラフト開催の一週間前に、各球団は、来年度の契約保留選手をリストアップした名簿を提出します。その際、リストアップ対象外選手以外から2名以上の選手を選出することになっています。
12月9日の開催日、現役ドラフト会議は非公開で行われます。この点が通常のドラフト会議とは違いますね。
各球団は選出された選手の中から、最低でも1名以上は獲得しなければならないという決まりがあります。
現役ドラフト会議のルールですが、以下の手順で行われます。
全12球団が対象選手の中から獲得したい選手を1名ずつ挙げます。その結果で、最も投票の多い球団から指名権を得ることができます。
一番目に指名権を得た球団から選手を獲られた球団が、2番目の選択権を得ます。
2番目に指名権を得た球団から選手を獲られた球団が、3番目に指名することができます。
これ以降同様に、指名された球団から順番に指名できる仕組みとなります。
ただし、このときすでに指名している球団から獲得されている場合、指名していない残りの球団の中で、最初の投票時に得票が多かった球団が選択できることになります。
リストアップされた選手に対して、球団が本人に伝えるかどうかは任意ということになっています。ただ、故障歴などのメディカル情報は、基本的に開示する方向で進んでいます。メディカル情報は本人の同意なしに開示できないので、選手たちから同意を取る必要があります。事前に現役ドラフトの対象であると本人がわからないように、多くの選手から同意を得ておくようにするようです。
現役ドラフトのリストアップ対象外選手条件は？
現役ドラフトのリストアップ対象外選手の条件は以下の通りです。これらの該当者は現役ドラフトの候補からは除外されます。
①FA権取得選手
②FA権を行使したことがある選手
③育成選手
④複数年契約の選手
⑤年俸5千万円以上の選手
⑥前年のドラフト会議で指名された選手
⑦外国人選手
これらの該当者を外すとなると、自ずと現役ドラフト候補選手は絞られてきます。
次の項で、楽天イーグルスにおける現役ドラフト候補を予想します！
楽天イーグルス2022！現役ドラフト候補選手を予想！
楽天イーグルスの現役ドラフト候補はどの選手になるのでしょうか？
現役ドラフトによる選手の移動が、各球団にどういった影響を与えるか、楽しみですね！ 要注目です！
藤平尚真
藤平尚真選手は右投げ右打ちの投手です。横浜高校時代は最速152キロの右腕として注目された逸材でした。2017年ドラフト1位で入団も、先発ローテーション入りがなかなかできずにいました。ファンからは、現役ドラフトによって、他球団でチャンスを掴む機会を与えてほしいという声が上がっています。
内田靖人
2013年ドラフト2位で入団した右打ちのスラッガーです。今季出場は8試合、ホームラン数0本に終わりました。現役ドラフト候補として名前があがっていましたが、10月22日に戦力外通告を受けて退団が決定しています。
田中和基
強打のスイッチヒッターとして球団初の新人王に輝いた田中和基選手ですが、現状は苦しい立場に置かれているようです。2019年に怪我をしてから、他選手の台頭などもあってレギュラー奪還にいたっていませんでした。
高田萌生
高田萌生投手は読売ジャイアンツからトレードで移籍してきました。右投げ右打ちのピッチャーで、リリースというよりは、ジャイアンツファンから、戻ってきてほしいという声が多く上がっています。
和田恋
高校時代は高校通算61本のホームランで将来性を高く評価されていました。しかし現在は一軍での試合機会に恵まれず。プロ9年目ということもあり、現役ドラフトを機に放出があるのではないかと言われています。
オコエ瑠偉
素行や性格がよくないという噂があり、平石監督からも髪型に対して苦言を言われるなど、生活態度についての信頼はないようです。ポテンシャルのある選手なだけに、本人と球団のことを考慮しての放出もありえない話ではないようです。
釜田佳直
釜田佳直選手は2011年ドラフト2位の選手です。投手としてはフォークボールを武器に入団してきたものの、これまで活躍の機会が少ないままになってしまっていました。釜田佳直投手はネームバリューはあるため、他球団での活躍も視野に入れていい選手です。
石橋良太
今シーズンの楽天イーグルスは投手陣に苦労した印象があります。特に石橋良太選手は1軍に定着することができていません。年齢的にも移籍という選択肢が出てくる中で、第一回現役ドラフトは絶好の機会になるかもしれません。
岩見政暉
右打ちの長距離砲として活躍が期待されてきましたが、空振りばかりの印象です。愛されている選手ではありますが、ファンの間でも現役ドラフト候補として名前が上がっているようです。
横尾俊建
日本ハムファイターズから移籍してきたものの、楽天イーグルスに来てからは振るわず。持ち味を活かしきれていない印象なので、球団を変えることで現状の打破に繋がるのではないでしょうか。
楽天イーグルス2022！現役ドラフト候補選手を予想！まとめ
ここまでで
・現役ドラフトのルールは？
・現役ドラフトのリストアップ対象外選手条件は？
・楽天イーグルス2022！現役ドラフト候補選手を予想！
・楽天イーグルス2022！現役ドラフト候補選手を予想！まとめ
について紹介してきました。
メジャーリーグでは「ルール・ファイブ・ドラフト」をきっかけに才能が開花し、オールスター出場やタイトル獲得、さらには殿堂入りした選手もいるとのことです。それほど、チームの新陳代謝を促して移籍を制度化することが球団や球界全体、そして選手個人に及ぼす影響が大きいことを示しています。
日本でも、これまで活躍しきれなかったものの、環境を変えることでその才能を開花させる選手が出てくるはずです！
第一回現役ドラフトは約1ヶ月後に迫りました。行方を見守っていきましょう。
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