みなさんは、善竹富太郎さんをご存知ですか?
大蔵流の狂言師で、年齢は40歳、イケメン狂言師としても人気でした。
残念なことに、その善竹富太郎さんが亡くなられました。
そこで今回は、
・善竹富太郎はどんな人?気になる経歴
・善竹富太郎さんの死因、敗血症?
・善竹富太郎さんは結婚している?妻と子供は?
について調べていきます。
記事の後半には、デジタル狂言師と言われていた
善竹富太郎さんの動画を掲載しています。
ぜひ、こちらもご覧になってください。
善竹富太郎はどんな人?気になる経歴
善竹富太郎さんは、東京都出身の1979年8月10日生まれ。
本名は茂山富太郎さん。
学習院大学卒業。
狂言会で初めて人間国宝に認定された
故・善竹弥太郎を曾祖父に持ち、
由緒正しき家系で狂言に親しんで育ちました。
祖父は故善竹圭五郎。
父・善竹十郎に師事し、
5歳の時に初めて「靭猿(うつぼさる)」の子猿役として舞台を踏みました。
「狂言は心のサプリメント」という強い信念を持ち、
狂言の持つ魅力を一人でも多くの方に
身近に感じてもらおうと活動されていました。
特に、狂言という日本の伝統文化の継承と
人々に笑顔を届ける活動を積極的にされていました。
全国の幼稚園や小中高等学校で狂言を披露する他、
地域ワークショップを開催していました。
【訃報】善竹富太郎さん死去 大蔵流狂言師 新型コロナに伴う敗血症 アパホテルで隔離闘病中に #訃報 #善竹富太郎 #大蔵流狂言師 #新型コロナ #アパホテル https://t.co/kJQQjNGaIY
— まとめダネ! (@matomedane) May 1, 2020
また、近年では「デジタル狂言師」として、
YOUTUBEにも狂言の面白さを伝える動画を挙げていました。
解説付きで分かりやすいと評判でした。
能楽堂での公演とは比べ物にならないほどの
収益しか得られないにもかかわらず、
このような活動に力を注いました。
富太郎さんは本当に狂言を愛し、
使命感と誇りをもって狂言師という職に
向き合っていたということが伺えますね。
善竹富太郎さんの死因、敗血症?
そんな善竹富太郎さんが、
4月30日に新型コロナウイルス感染に伴う
敗血症で亡くなったという報道されました。
容体が悪化し、敗血症を引き起こしたそうです。
敗血症とは、肺炎や腹膜炎、尿路感染症など
あらゆる感染症をきっかけに、
体中のさまざまな臓器の機能不全が現れる病態です。
新生児や高齢者が重症化しやすく、
重症化してしまうと、4人に1人が亡くなるといわれています。
(https://medicalnote.jp/contents/171110-001-YJより)
富太郎さんは、肺炎にかかった過去がありましたが、
最近は健康に生活を送っており、持病もなかったそうです。
40歳という年齢は、
都内での新型コロナウイルスによる
最年少の死亡例だそうで、
富太郎さんの死は狂言界、日本医学会、
を含む社会全体に大きな衝撃を与えました。
善竹富太郎さんは結婚している?妻と子供は?
富太郎さんが、結婚されているかどうかなどの
プライベートな情報は公表されていません。
お葬式は、親族のみで執り行うようです。
父親の十郎さんが喪主を務められると発表しています。
また、後日お別れ会を開くもようです。
ご家族の情報が何か得られたら追記していきます。
まとめ
ここまでで
・善竹富太郎はどんな人?気になる経歴
・善竹富太郎さんの死因、敗血症?
・善竹富太郎さんは結婚している?妻と子供は?
について調べてきました。
いかがでしたか?
大蔵流狂言師の善竹富太郎さんは、
新型コロナウイルス発症後に敗血症を併発し、
亡くなりました。
狂言の普及や狂言で社会を明るくしようと
精力的に活躍されていた富太郎さんの死は、
狂言界にとってはもちろん、日本社会の大きな損失であると言えます。
富太郎さんの死から、私たちも学んで、
新型コロナウイルスの感染を
これ以上広げないように努めていかなければならないと思います。
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