皆さんは、中本晃さんという方をご存知でしょうか?
6/18(火)のカンブリア宮殿に出演されます。
どんな方なのか気になったので調査してみました。
今回は、
・中本晃会長の経歴やプロフィールは?
・中本晃の出身大学や高校は?
・中本晃会長の驚きの年収は?
・島津製作所で100年の物づくりで命を救ってきた!
・中本晃は島津製作所でコロナ検査キットを制作!
・島津製作所にはノーベル賞受賞者がいる?
の順に調べていきます。
中本晃会長の経歴やプロフィールは?
中本さんは、1945年に鳥取県生まれ、
鳥取の高校を卒業後に大阪府立大学工学部に通われています。
そして、大学を卒業後の1969年4月に、島津製作所に入社しています。
島津製作所では、品質保証部長やLC部長などを経験し、
2000年執行役員に就任されています。
執行役員になるまで、入社してから31年間という年月には驚きました。
中本さんが島津製作所を長い間愛し、
働かれていることが感じられますね。
さらに2007年には専務取締役に就任し、
広報、経理などを主に担当されておりました。
その後2009年より社長に、
その6年後の2015年には会長に就任されています。
会長就任の1年前の2014年6月に本社・三条工場内に新本社棟が建てられています。
中本晃の出身大学や高校は?
島根県の中で学力の高いと言われている
県立の米子東高校を卒業後、
大阪府の大阪府立大学工学部に進学しています。
島根からの通学は厳しいかと思いますので、
大学時代は実家を離れて1人暮らしをされていたことが推測されますね。
中本さんが卒業された米子東高校のOBには、
野村證券の森田敏夫さんや、iPS細胞研究所の副所長をされている
戸口田淳也さんなどが通われていました。
また卒業大学の大阪府立大学では、OBとしても活動されています。
【頑張れ就活生!】OBのお話を聞こう!工学部OB 島津製作所社長 中本 晃さん https://t.co/MQcomxvV4t ◇府大Twitterアカウントでは就活生をバックアップするためロールモデルとなるOBOG記事を発信中です(期間限定企画) pic.twitter.com/p9PDpiKcPX
— 大阪府立大学 (@OsakaPrefUniv) May 1, 2017
中本晃会長の驚きの年収は?
中本さんの年収を調べるため、
会長をされている島津製作所について調べたところ、
島津製作所は東証一部上場されています。
また2019年3月31日時点では、
島津製作所のグループ全体で従業員が12,684名が勤められており、
本社で働く従業員は約3,300名、国内グループ会社は約4,100名です。
また残り4割ほどの約5,200名は海外グループ会社で働く
現地社員(ナショナルスタッフ)とのことです。
そして、連結売上高は3,912億円と2019年3月期に報告されています。
明確な年収は見つけられなかったので
ここからは推測になりますが、
国税庁の民間給与実態統計調査などのデータによると、
東証一部上場企業431社における報酬総額の水準は、
社長の報酬総額は中央値で5,552万円であることや、
売上高1兆円以上の企業における社長の報酬総額水準は
中央値で9,946万円であったことから、
中本さんの年収は、6000万円から7000万円ほどだと推測されます。
新入社員時代から、どういったスパンで昇給していったのか
個人的に気になりますが、また正確な数字は、分かり次第更新いたしますね!!
島津製作所で100年の物づくりで命を救ってきた!
島津製作所は、会社の方針として、
常に研究開発に努力し、信頼性があり高性能・高機能の製品であるナンバーワン、
そして世の中にまだ存在しないオンリーワンの製品を世に送り出してこそ、
世の中に貢献することができると考えられています。
その一例として、宮崎県の食の安全分析センターには、
島津製作所が、宮﨑県、大阪大学、神戸大学と共同開発した
オンライン分析システム「Nexera UC」を設置し活用されています。
このシステムにより、以前は2週間近くかかっていた
残留農薬検査を約2時間で完了させることを可能にしました。
また特許を取得している「MS/MS型質量分析装置」が、
公益社団法人発明協会が主催する「平成29年度全国発明表彰」の「発明賞」を受賞されています。
島津製作所の特許「MS/MS型質量分析装置」(特許第4978700号)が、公益社団法人発明協会が主催する「平成29年度全国発明表彰」の「発明賞」を受賞しました。https://t.co/OKFfQDV0hg pic.twitter.com/NkuwTE8F5u
— Shimadzu Corporation (@shimadzuAN) June 20, 2017
島津製作所は、多くの特許などを取得しながら、物づくりで多くの命を救う手助けをされているようですね。
中本晃は島津製作所でコロナ検査キットを制作!
島津製作所は、日本でも、緊急事態宣言などが出され、
2020年現在も感染者が出て国民の健康が脅かされている
新型コロナウイルスへの発明も進められています。
2020年の4月20日には、検査の省力化や検出時間の短縮、検査コストの低減を目的にした、
「新型コロナウイルス検出試薬キット」を開発し発売されています。
このキットは、独自の遺伝子増幅技術「Ampdirect®技術」を元に、
国立感染症研究所のマニュアルに沿って開発されているようです。
本キットの使用することで、
PCR検査におけるRNAの抽出・精製工程を省くことができ、
検査に要する人手の削減や人為的ミスの防止に繋がるとのことです。
今まで2時間以上かかっていたPCR検査の全工程を、約1時間に短縮できます。
全国の都道府県および政令指定都市などの地方衛生研究所に
サンプル1キット(100 検体分)を無償で提供しているようです。
私たちがこのキットで検査ができる日も近いかもしれませんね。
島津製作所にはノーベル賞受賞者がいる?
ノーベル化学賞は、化学の分野で人類の役に立ち、
初めにその技術の発見や改善に貢献した人を表彰するものですが、
人類の役に立っているかどうかは歴史の評価が必要なため、
発明から受賞決定まで約15~20年程の時間がかかります。
2002年のノーベル化学賞では、
タンパク質などの生体高分子を調べる技術に焦点が当てられ、
田中耕一さんがノーベル化学賞を受賞しました。
田中さんの受賞理由は、
質量分析のための「ソフトレーザー脱離イオン化法」を開発したことです。
2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんの技術が、アルツハイマー病を「超早期に診断」する手法につながりました。https://t.co/kIbYgqXyEs pic.twitter.com/bAn4S7kW1P
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) February 1, 2018
田中さんを含む当社の5人の研究チームが、1985年2月にそれまで不可能とされていた、「タンパク質を壊さないでイオン化すること」に世界で初めて成功しました。
このことにより、非常に軽い分子レベルの重さを量る質量分析で、
1グラムの1千億分の1のまた1億分の1くらいしかないタンパク質(生体高分子)を研究する道を開いたのです。
その後は多くの研究者の努力によりさらに技術が発展して、
今では病気の診断や薬の開発になくてはならない技術となりました。
開発から15年が経っていましたが、
現役のサラリーマンが受賞ということもあり、話題にもなりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、
・中本晃会長の経歴やプロフィールは?
・中本晃の出身大学や高校は?
・中本晃会長の驚きの年収は?
・島津製作所で100年の物づくりで命を救ってきた!
・中本晃は島津製作所でコロナ検査キットを制作!
・島津製作所にはノーベル賞受賞者がいる?
の順に調べていきました。
中本さんは、今年でなんと入社51年目の社員ということですが、
現在もメディアなどの出演もされている第一線で活躍されています。
今後も、中本さんや島津製作所の皆さんの活躍に期待です!
コメント
会長の出身校は、米子なら、鳥取県ですね。島根と鳥取はと成りですが違います。
会長の出身校が米子なら鳥取県です。島根県と、鳥取県は隣り同士ですがよく間違います。