2022年3月18日から30日までの13日間で
春のセンバツ高校野球大会が開催されます。
出場校の中でも「島から甲子園へ行こう」を合言葉に躍進を続けている
鹿児島県の大島高校は特に注目していただきたいチームです。
そこで今回は
・大島高校野球部メンバー2022!出身中学
・大島高校野球部2021の秋季鹿児島県大会、九州大会の成績
・大島高校野球部2022の注目選手は?
・大島高校野球部2022の監督は?
・大島高校野球部はなぜ強い?
について調査していきます。
大島高校野球部メンバー2022!出身中学
大野稼頭央
ポジション/投手
学年/2年
利き腕/左投左打
出身中学/龍南
チームの絶対的なエースで、巧みなピッチングと驚異的なスタミナで多くの試合を一人で投げ切ります。九州大会では28イニング、467球を投げて防御率1.29と安定感のある投球を見せ、プロのスカウトも熱視線を注ぐ存在です。
西田心太朗
ポジション/捕手
学年/2年
利き腕/右投右打
出身中学/金久
捕手として、チームの守備の中核を担う選手です。
また、4番も務めており、九州大会5試合で打率.333打点4とチームの躍進に大きく貢献しました。
田邊瑛吉
ポジション/内野手
学年/1年
利き腕/
出身中学/朝日
一年生ながらファーストのポジションを掴み、秋季大会全試合に出場しています。安打を放てるだけでなく、ファーボールを選べる選球眼も兼ね備えており、相手投手としては厄介な打者であることは間違いないでしょう。
有馬航大
ポジション/内野手
学年/1年
利き腕/右投左打
出身中学/小宿
セカンドやショートで巧みな守備を見せ、1番打者を務めることも多く、チームの打線に勢いをもたらせることのできる選手です。
前山龍之助
ポジション/内野手
学年/2年
利き腕/右投右打
出身中学/朝日
九州大会では4打点を挙げる勝負強さを見せるだけでなく、準決勝、決勝では先発投手を務めるなどの活躍を見せ、チームのセンバツ出場に大きく貢献しました。
武田涼雅
ポジション/内野手
学年/2年
利き腕/右投右打
出身中学/朝日
チームのキャプテンを担う選手で、ショートを守り、中継ぎ投手を務めるなどユーティリティ性に富んだプレーを見せます。九州大会では18打数9安打4打点と大活躍しました。
青木蓮
ポジション/外野手
学年/2年
利き腕/右投右打
出身中学/朝日
中優斗
ポジション/外野手
学年/2年
利き腕/右投左打
出身中学/笠利
チームの5番打者を務め、九州大会では打率.444打点はチームトップの5打点を挙げています。準優勝の有田工業戦では4打数3安打3打点とヒーロ級の活躍を見せました。
直江朝日
ポジション/外野手
学年/2年
利き腕/左投左打
出身中学/伊仙
白畑勝喜郎
ポジション/外野手
学年/2年
利き腕/右投右打
出身中学/龍南
関凛太朗
ポジション/不明
学年/1年
利き腕/右投右打
出身中学/朝日
粟飯原雄人
ポジション/不明
学年/2年
利き腕/右投右打
出身中学/園田東
美島永宝
ポジション/内野手
学年/2年
利き腕/右投右打
出身中学/金久
九州大会の決勝では代打で出場し、1打席という限られたチャンスの中で2ランホームランを放ちました。準決勝でも代打で安打を放ちその勝負強さを印象付けました。
上原賢寿郎
ポジション/不明
学年/2年
利き腕/右投右打
出身中学/金久
体岡大地
ポジション/内野手
学年/1年
利き腕/右投左打
出身中学/喜界
九州大会準決勝、決勝の二試合でスタメン出場をし、内野のポジションを堅実にこなしただけでなく、2試合連続で安打を放ちました。有田工業戦では4回に逆転の2点タイムリーを打つなどの勝負強さを見せました。
屋井智稀
ポジション/不明
学年/2年
利き腕/右投右打
出身中学/金久
竹山陸斗
ポジション/外野手
学年/2年
利き腕/右投右打
出身中学/赤徳
九州大会1回戦の再試合では4打数3安打を放ち、接戦での勝利に大きく貢献しました。外野の守備で見せる肩の強さも魅力的です。
山下侍真
ポジション/不明
学年/2年
利き腕/右投左打
出身中学/赤木名
田畑翔琉
ポジション/不明
学年/1年
利き腕/右投右打
出身中学/金久
川﨑大雅
ポジション/ 不明
学年/2年
利き腕/右投右打
出身中学/朝日
大島高校野球部2021の秋季鹿児島県大会、九州大会の成績
鹿児島県大会
一回戦 大島 3-2 鹿児島工業
二回戦 大島 8-4 尚志館
準々決勝 大島 13-0 川内
準決勝 大島 4-3 樟南
決勝 大島 5-4 鹿児島城西
→優勝
九州大会
1回戦 大島 4-4 大分舞鶴
1回戦(再試合)大島 3-2大分舞鶴
準々決勝 大島 3-0 興南
準決勝 大島 11-7 有田工業
決勝 大島 6-12 九国大付
→準優勝
大島高校野球部2022の注目選手は?
大野稼頭央
【選抜確実 離島のエースは稼頭央】https://t.co/nrDX3U4eI8
センバツ出場校は28日に発表される。鹿児島市と沖縄本島の中間に浮かぶ離島、奄美大島は昨秋の九州大会で準優勝し、一般枠では初となる選抜出場を確実に。原動力になったのは今秋ドラフト候補に挙がる最速146キロ左腕、大野稼頭央だ。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 26, 2022
大島高校のエースである大野投手、
名前はご両親が松井稼頭央選手の大ファンであったことから名付けられたようです。
高校進学の際、多くの私立高校からのスカウトもあったようですが、
「離島からでも甲子園に出られることを証明したい」と意気込んで
地元の大島高校への進学を決めました。
そのピッチングは最速146キロのストレートと、
スライダー、カーブ、ツーシームなど多彩な変化球を投げられ、
多くの三振を奪える投手です。
今年の春の県大会では45イニングで50個の三振を奪うなど
圧巻のピッチングを見せました。
またそのスタミナにもかなりの自信を持っており、
今現在プロ注目の投手として名前が挙げられています。
春のセンバツでの最注目選手の一人であることは間違いないでしょう。
大島高校野球部2022の監督は?
現在大島高校野球部の監督は塗木哲哉監督が務めています。
これまでに鹿児島南高校や頴娃高校などでの指導経験を持ち、
それぞれの学校で好成績を収めている名将です。
塗木監督は「エンジョイベースボール」を目標に掲げています。
とにかく野球を楽しむことを第一に考え、
選手だけでなく監督自身も野球を楽しんでいる姿があります。
試合前の円陣では、
監督も円陣に加わって声を出すなどの珍しい光景を見る事ができ、
選手との和気あいあいとした雰囲気を感じることが出来ます。
過去のキャプテンと、遠征先の温泉で語り合うなどエピソードもあり、
常に選手に寄り添う姿勢が選手のモチベーション向上や個性の尊重に役立ち、
最大限の力を引き出しているのでしょう。
大島高校野球部はなぜ強い?
大島高校野球部の強さの秘訣はずばり、
攻守のバランスの良さと勝負所での集中力の高さにあると思います。
エースの大野を中心に、堅実な守りを見せるだけでなく、
攻撃の面でも、勢いに乗ると止まることない打線で
1イニング5得点を挙げるなど、爆発力を見せています。
また、鹿児島県大会では6試合のうち
なんと4試合でサヨナラ勝利をおさめるドラマチックな試合を見せました。
終盤の接戦の中での勝負強さを見せ、勝利をもぎ取ることが出来るのは、
普段の紅白戦から常に勝ちにこだわり、いい雰囲気の中で試合を行っているからであり、
ここぞという場面で最大の力を出すことが出来ます。
九州大会の一回戦では再試合までもつれ込み、
僅差の試合を終盤の得点で逃げ切りを見せました。
最後の最後まで勝利を目指して、
チーム一丸となってベンチを盛り上げる姿は
まさに塗木監督が掲げる「エンジョイベースボール」であり、
それが劇的な勝利をおさめる理由なのかもしれません。
大島高校野球部メンバー2022!出身中学まとめ
ここまで
・大島高校野球部メンバー2022!出身中学
・大島高校野球部2021の秋季鹿児島県大会、九州大会の成績
・大島高校野球部2022の注目選手は?
・大島高校野球部2022の監督は?
・大島高校野球部はなぜ強い?
について書かせていただきました。
決して人口も多くなく、本島へ野球のために進学する選手も少なくない
奄美大島のチームですが、「島から甲子園に行こう」というスローガンのもとに
ドラマチックな試合を演じ続けている大島高校。
春のセンバツでも、多くの野球ファンの心を鷲摑みにする試合を見せてくれることでしょう。
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