祇園祭、時代祭と並ぶ、京都三大祭の一つである葵祭。
NHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公、紫式部の書いた代表作「源氏物語」にも登場したことでも有名です。
平安貴族そのままの姿で、500名以上が約8キロにわたり行列を行います。
加えて、馬36頭、牛4頭、牛車2基、輿1台も参加するとても豪華なものとなっています。
昨年2023年に4年ぶりの開催をしたことで大きな話題となりましたが、今年の開催状況はどうなのでしょうか。
今回は
・葵祭2024!日程や概要は?
・葵祭2024!混雑予想は?
・葵祭2024!渋滞予想は?
・葵祭2024!交通規制は?
についてまとめていきます。
ぜひ最後までご覧ください!
葵祭2024!日程や概要は?
葵祭は、「前儀」と「路頭の儀」に分かれており、前儀は、
・賀茂競馬足汰式(かもくらべうまあしぞろえしき)
・流鏑馬(やぶさめ)神事
・斎王代御禊の儀(さいおうだいみそぎのぎ)
・歩射(ぶしゃ)神事
・賀茂競馬(かもくらべうま)
・御蔭(みかげ)祭
が、行われます。
どの前儀も平安貴族や公家の姿で行われますので、とても見応えのあるものとなっています。
日程はそれぞれ以下の通りとなっています。
賀茂競馬足汰式
日時:5月1日 13時頃〜(受付開始11時30分)
場所:上賀茂神社 一ノ鳥居内の馬場(芝生)
拝観料: 有料拝観席 埒東席は1,000円
埒西席(テント席)1,500円
※立ち見での観覧はご遠慮ください。
競馬会神事:初穂料3,000円
流鏑馬神事
日時:5月3日 13時〜15時30分
場所:下鴨神社
斎王代御禊の儀
日時:5月4日 10時〜
場所:下鴨神社
歩射神事
日時:5月5日 11時〜
場所:下鴨神社
賀茂競馬
日時:5月5日 14時30分〜
場所:上賀茂神社
御蔭(みかげ)祭
日時:5月12日 9時30分〜
場所:下鴨神社
行列を行う路頭の儀は、
開催日:2024年5月15日
※雨天の場合、翌日16日に延期(前日18時頃判断)
となっています。
葵祭2024!混雑予想は?
葵祭では、行列を見に、出発地点である京都御所から下鴨神社までのルートは混み合います。
ですが、正午過ぎからの下鴨神社から上賀茂神社へのルートは、人が少なく、見やすくなります。
午後から行列を見にいくとスムーズですね。
特に穴場となっているのは、「北大路橋」「御菌橋」だそう。
ですが、当日の状況にもよりますので、臨機応変に移動する形で見るといいかもしれません。
外を歩き回るのは体力的に厳しいという方は、インターネット事前販売のみで扱われている「有料観覧席」の利用がおすすめです。全席指定で、公式ガイドブック・観覧記念符付きとなっています。
席の設置場所は京都御苑と下鴨神社にあり、一般席と、イヤホンで解説を聞きながら行列を見られる「まなび席」があります。
すでに販売開始されていますので、売り切れる前に要チェックですね。
金額は以下の通りです。
京都御苑
・一般席(最前列):5,000円
・一般席(2列目以降):3,500円
下鴨神社参道
・一般席(最前列) :5,000円
・一般席(2列目以降) :3,500円
・まなび席(最前列) :10,000円
・まなび席(2列目以降) :8,500円
特にまなび席は、歴史にあまり詳しくない人でも楽しめるので、おすすめです。
葵祭2024!渋滞予想は?
葵祭では、具体的な人数は不明ですが、かなりの混雑が予想されます。
★5月15日に京都三大祭りの葵祭が4年ぶりに行われます。
10時30分に御所を出て下鴨神社、15時30分に上賀茂神社に到着予定です。
約500人の行列になり御所、下鴨神社、上賀茂神社はかなりの人ですが沿線は手軽に見れます。
雨天等で順延、中止の時があります。
★写真は以前の写真になります。#葵祭 pic.twitter.com/pi94LivT7t— 京都今これ (@kyotoimakore) May 13, 2023
後述しますが、行列に伴い、交通規制も行われますので、道路の渋滞だけでなく、公共交通機関の混雑も予想されます。
できるだけ混雑を避けるには、早めに向かうのがいいかもしれません。
葵祭2024!交通規制は?
葵祭では、行列が行われるのに伴い、大規模な交通規制が行われます。
行列順路となる道と、その付近の道が通行止めとなりますが、中央線の変更により車、路線バスも通っている道路もあるので、ご確認ください。
規制箇所は時間によって変わりますので、ご注意ください。
詳しくはこちらからどうぞ!
ちなみに、周辺の利用可能な駐車場は以下の通りです。
・京都御苑付近
中立売駐車場・清和院駐車場
取り扱い時間:7時~20時
料金:3時間800円。以後30分ごとに100円、最大料金1,200円、当日24時まで。
・下鴨神社付近
くるっとパーク田中関田町駐車場
駐車可能台数:3台
料金:8時~20時が200円/40分(最大料金1,200円)、20時~8時が100円/60分(最大料金400円)。
・ブーブーパーク下鴨神社北:
駐車可能台数:4台
料金:8時~20時が200円/40分(昼間最大900円)、20時~8時が100円/60分(夜間最大300円)
・上賀茂神社付近
タイムズ太田神社前:
駐車可能台数:11台
料金:終日220円/50分(最大料金660円)
三井のリパーク上賀茂御薗橋西
駐車可能台数:13台
料金:終日300円/60分(最大料金800円)
駐車可能台数がかなり限られているところもありますので、
早めの確保をおすすめします。
葵祭2023!日程や概要は?
葵祭は毎年、5月15日に行われます。
古くからあるお祭りで、
今から約1500年前に始まったそうです。
5月初旬から前儀と呼ばれるさまざまな行事が行われ、
5月15日に平安装束を身に付けた人達が練り歩く「路頭の儀」が行われます。
行列は京都御所を出発し、
下鴨神社を経て上賀茂神社へ。
その距離は約8キロです。
馬や牛、500名以上の人々が練り歩く様は、
圧巻のひと言。
葵祭では「斎王代」と呼ばれるヒロインがいて、
地元の名家の娘たちの中から選ばれるそうです。
葵祭2023!混雑予想は?
京都を代表するお祭りというだけあり、
毎年かなりの人が見に来るそうです。
特に行列が通る時間帯の20分~30分前は歩道も人でいっぱいになるみたいですね。
有料の観覧席も用意されており、
特等席でゆっくりと行列を眺めることができます。
全席指定で値段は1席2,050円です。
飲食もできるそうなので、
ゆっくりと見物したい人は有料席を買うといいでしょう。
葵祭2023!渋滞予想は?
行列が通る間は交通規制が行われるので、
規制が解除されるまでは周辺道路も渋滞となります。
行列が始まる京都御所から徒歩5分の場所に「今出川駅」があるので、
渋滞を避けたいなら電車を利用するといいでしょう。
葵祭2023!交通規制は?
葵祭は午前と午後に分かれて行われるので、
交通規制も午前と午後に分かれています。
午前中は京都御所から下鴨神社へ向かうので、
その区間が通行止めとなります。
通行止めとなるのは、
丸太町通りと河原町通りです。
時間は10:30~11:40。
午後は下鴨神社から上賀茂神社へ向かうので、
その区間が通行止めになります。
時間は14:20~15:30。
下鴨本通や北大路通、賀茂川堤などに交通規制がかかります。
葵祭2024!まとめ
さて、ここまで
・葵祭2024!日程や概要は?
・葵祭2024!混雑予想は?
・葵祭2024!渋滞予想は?
・葵祭2024!交通規制は?
についてまとめました。
1,500年以上前から続くこの葵祭。
装飾のモチーフとなっている「二葉葵」は、上賀茂神社・下鴨神社の神紋であり、神様の力が宿されると考えられています。
また、葵は「あふひ」と書き、「神様に逢う」という意味もあるのだそうです。
この機会にぜひ、京都で「神様に逢う」旅をしてみてはいかがでしょうか。
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