先日開催された埼玉県高校駅伝2022。
各校、熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場及び周辺コース7区間(42.195km)を走りました。
長距離に強い持ち味を生かして優勝したのは、埼玉栄高等学校でした。
同校は埼玉県高校駅伝6年連続41度目の優勝となりました。
同時に、素晴らしい走りで優勝となった埼玉栄高等学校は、
12月25日に京都市内で開催される全国高校駅伝2022の切符を手にしました。
そこで今回は、
・埼玉栄高校駅伝部の埼玉県高校駅伝2022の成績は?
・埼玉栄高校駅伝部2022メンバー ・出身中学
・埼玉栄高校駅伝部2022・イケメン注目選手はだれ?
・埼玉栄高校駅伝部2022の監督は?
について紹介してまいります。
埼玉栄高校駅伝部の埼玉県高校駅伝2022の成績は?
埼玉栄高等学校は、11月1日に行われた埼玉県高校駅伝2022で優勝し県大会6連覇を達成しました。
タイムは2時間6分15秒の記録でした。
1区はトラブルにより先頭から16秒出遅れての4位スタートだったものの、2区の久保田琉月選手が区間新の走りで追い上げトップに立ちました。その後も埼玉栄高等学校は区間賞を独占し、2位に3分49秒差をつけてのフィニッシュとなりました。
埼玉栄高校駅伝部2022メンバー!出身中学
埼玉県高校駅伝6連覇に成功した埼玉栄高等学校の出場メンバーを見ていきましょう!
本間颯 3年
出身中学/士別中学
自己ベスト5000m/13分59秒95
主将の本間颯選手は全長10kmともっとも長い距離の1区を任されました。5km付近で脇腹が痛みだすアクシデントが発生しながらも、気力で4位に位置づけて2区の久保田選手にタスキを渡しました。
久保田琉月 3年
出身中学/小川東中学
自己ベスト5000m/14分5秒71
4位でタスキを受け取った久保田琉月選手は、2区(3km)を8分28秒の区間新記録を打ち出してトップに躍り出ました。
全国高校駅伝2022での活躍が楽しみな選手の一人です。
松井海斗 2年
出身中学/埼玉栄中学
自己ベスト5000m/14分7秒51
松井海斗選手は23分54秒と、区間記録を22秒更新しての1位でタスキを渡しました。
佐藤大介 2年
出身中学/埼玉栄中学
自己ベスト5000m/14分27秒94
佐藤大介選手は2年生ながら、8.0875kmと長いコースを安定したレース運びで走りきりました。
岸本駿吾 1年
出身中学/戸田市立戸田中学
自己ベスト5000m/14分33秒27
岸本駿吾選手はチーム唯一の1年生ランナーとして、先輩たちに負けない走りを見せました。
5区の3kmを8分46秒の走りで、区間賞を獲得しています。
吉田蔵之介 3年
出身中学/埼玉栄中学
自己ベスト5000m/14分19秒97
吉田蔵之介選手は6区の5kmを14分46秒で駆け抜け、アンカーにしっかりとタスキを繋ぎました。
吉田黎大 3年
出身中学/埼玉栄中学
自己ベスト5000m/14分28秒94
吉田黎大選手はアンカーとしての役目をしっかりと果たし、2位に3分49秒の差をつけて全国大会出場わ決めました。
埼玉栄高校駅伝部2022!イケメン注目選手はだれ?
埼玉栄高校の今年のイケメン注目選手2名をご紹介いたします。
久保田琉月
今回のレースで流れを作ったのが、2区を走った久保田琉月選手でした。
レース後、久保田琉月選手はインタビューでこう話しました。
「神山洋一監督から、負けているレースも想定しておくよう言われていた。(その言葉があったので)慌てることはなかった。先月怪我をした左足首の不安も吹き飛んだ」
松井海斗
松井海斗選手は現在2年生で、昨年の全国高校駅伝で3区を走り、インターハイでは1500mに出場するなど、大型ルーキーぶりを披露しました。今年の埼玉県高校駅伝では区間記録を22秒更新するなど、更なる成長を見せました。来年3年生になる年も楽しみな選手です!
埼玉栄高校駅伝部2022の監督は?
神山洋一監督(45歳)は、2013年から埼玉栄高等学校の指導に当たり、OBには青山学院大学主将の宮坂大器選手などがいます。
これまで一貫して「基礎の徹底」を掲げて選手育成に取り組んできました。
インターバル走などスピードを高める練習よりも、一定のペースとリズムを守って走る練習方針が、以前から神山監督が掲げている育成方針です。選手たちの体にかける負担を少なくし「選手の競技人生の基礎づくりをしたい」という思いからのことだそうです。
しかし2019年の全国高校駅伝では6位から22位に後退し、神山監督は「このままのやり方でいいのか、正直悩んだ」と言います。高校駅伝でもナイキの厚底シューズ着用の選手が増え、入賞タイムも高速化している中で、それでも神山監督は現行の練習方法を続けることを決めました。
「スピード追求のトラック競技では、うちは記録が出ない。でも駅伝では長い距離が得意な子、上り坂が得意な子、それぞれが武器を持ち、記録をひっくり返すことができる。そこが面白さだ」と、神山監督は話しました。
埼玉栄高校駅伝部2022まとめ
ここまで、
・埼玉栄高校駅伝部の埼玉県高校駅伝2022の成績は?
・埼玉栄高校駅伝部2022メンバー ・出身中学
・埼玉栄高校駅伝部2022・イケメン注目選手はだれ?
・埼玉栄高校駅伝部2022の監督は?
について紹介してまいりました。
埼玉栄高校伝統の、基礎を重んじてスタミナを強化するスタイルで、全国高校駅伝2022でも良い走りをしてくれることでしょう!
主将の本間颯選手は今回のレースと今後の展望について、こうコメントしています。
「個人的には満足な走りができなかったが、一人ひとりが最低限の走りができた。しっかり調整して全国大会では優勝を目指します」
全国高校駅伝2022は、12月25日、京都市内で行われます。
各校鎬を削る激しいレースが期待できそうです!
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