東日本女子駅伝は、毎年、東日本の中・長距離女性ランナーの育成を目的に開催されている駅伝大会です。
今年で38回目となり、北海道から静岡までの東日本18都道県の中学生からシニアまでの女性ランナーが秋の福島路を駆け抜けます。
トップ選手たちが無名の時代にこの大会に出場し、その後世界の舞台へとステップアップしていっています。
今回の記事では、
・東日本女子駅伝2023!出場18チームは?
・東日本女子駅伝2023の順位予想!優勝候補は?
・東日本女子駅伝2023!かわいい注目選手は?
・東日本女子駅伝2023!コースは?
・東日本女子駅伝2023!まとめ
について紹介していきたいと思います。
東日本女子駅伝2023!出場18チームは?
・北海道チーム
・青森県チーム
・岩手県チーム
・宮城県チーム
・秋田県チーム
・山形県チーム
・福島県チーム
・茨城県チーム
・栃木県チーム
・群馬県チーム
・埼玉県チーム
・千葉県チーム
・東京都チーム
・神奈川県チーム
・山梨県チーム
・新潟県チーム
・長野県チーム
・静岡県チーム
東日本女子駅伝2023の順位予想!優勝候補は?
1位 東京都チーム
前回優勝の東京都チーム
昨年も5区区間賞を獲得した名城大キャプテンの増渕祐香選手や大学1年目で全日本インカレ5000m4位の小川陽香選手(立教大)、プリンセス駅伝で初出場ながら活躍したベアーズの向井優香選手、山﨑空選手、須田笑瑠萌選手と一般枠がとても充実しています。高校生区間も1区区間賞臼井瑠花選手(上水高 2年)をはじめ9分12秒12の記録を持つ鈴木美海選手(順天高 3年)、鈴木選手に1区で先着した茂野葉湖選手(錦城学園高 3年)、野口麻衣子選手(駒澤大学高 2年)選手、と充実した布陣をそろえています。
また、全中1500m8位で3000m9分50秒99のベスト記録を持つ一兜咲子選手(杉並区大宮中・3)がエントリーされており今年も優勝に近いチームです。
2位 千葉県チーム
昨年2位の千葉県チーム
プリンセス駅伝5区7位の佐藤奈々選手(スターツ)をはじめ、全日本大学女子駅伝アンカー区間を走った風間歩佳選手(中央大 4年)や長島奈南(城西国際大 1年)選手をそろえています。
千葉県高校駅伝の2区区間賞で3000m9分11秒76の記録を持つ村上美優選手(成田高 1年)をはじめ、1区で好走した9分34秒99の本澤美桜選手(日本体育大学柏高 3年)、9分19秒84の今西選手紗世(成田高 2年)と有力選手をそろえています。
また、中学生区間では全中1500m5位の佐々木玲奈選手(鎌ケ谷市立第五中 3年)がおりそれぞれの区間で安定した走りを見ることができます。
3位 宮城県チーム
毎年上位候補に挙げられる宮城県チーム
一般枠が2名と少ないが、全日本大学女子駅伝で1区2位の米澤奈々香選手(名城大 2年)、4区6位門脇奈穂選手(拓殖大 3年)をはじめ、仙台育英高校を中心とした高校生が8名揃っています。中学生区間も、9分48秒09の記録を持つ男乕結衣選手(仙台市立五城中 3年)など若い力で上位を狙えるチームです。
4位 神奈川県チーム
日本選手権1500m6位出水田眞紀選手(第一生命グループ)に、3000mインターハイ日本人トップで9分07秒59の記録を持つ近藤希美選手(東海大学付属相模高 3年)、9分15秒23の古田島彩選手(白鵬女子高 3年)と高校生もトップランナーをそろえています。
5位 埼玉県チーム
一般選手では、ドーハ世界選手権10000m代表の山ノ内みなみ選手(しまむら)、3000m障害日本インカレ優勝の山田桃愛(玉川大 4年)、プリンセス駅伝5区区間7位の杉浦穂乃加選手(ニトリ)など有力な選手がエントリー。高校生は、埼玉県高校駅伝で区間賞を獲得した埼玉栄高校の2名と1区を好走した3名がエントリーされています。
中学生や高校生がどこまで上位で走ってくることができるかで順位も大幅に上がるかもしれませんね。
東日本女子駅伝2023!かわいい注目選手は?
東京・増渕祐香
名城大学・4年
自己ベスト10000m/32分55秒48
自己ベスト5000m/15分42秒02
駅伝常勝の名城大学で、主将を任される増渕祐香選手。今回の全日本大学女子駅伝では、サポートに回ることになりましたが、全日本大学女子駅伝で3年連続区間賞、富士山駅伝では、1年、3年と区間賞と駅伝では上位できちんと走ってくれる頼もしい存在です。
全日本大学女子駅伝まで15日!
増渕祐香キャプテンです! pic.twitter.com/tFM1eqKyPo
— 名城大学女子駅伝部 (@meijo_ekiden) October 14, 2023
2023 日本学生個人選手権
女子10000m
増渕 祐香さん(名城大4) 35:18.98 pic.twitter.com/h8Rox70XHQ— まろんた (@malonta0453) April 22, 2023
東京・小川陽香
立教大学・1年
自己ベスト5000m/15分41秒92
自己ベスト3000m/9分05秒46
立教大学期待のルーキー小川陽香選手。
立教大学入学後、日本学生陸上個人選手権、関東インカレ十5000mで日本人トップの2位といきなり活躍。9月に行われた日本インカレでも4位と1年生ながら大活躍のトラックシーズンでした。
【#関東インカレ】陸上
▽女子1部2部5000m決勝
🥇#サラ・ワンジル(大東文化大学)15分48秒03
🥈#小川陽香(立教大学)15分55秒78
🥉#野田真理耶(大東文化大学)16分06秒41 pic.twitter.com/szvdZumEJA— 4years. (@4years_media) May 14, 2023
東京・一兜咲子
杉並区大宮中・3年
自己ベスト3000m/9分50秒99
自己ベスト1500m/4分31秒08
今年の全国中学選手権で8位の実績をもつ一兜咲子選手。2023年4月に行われた東京陸上選手権の1500mで実業団選手を破り優勝。一番の目標は、将来1500mの日本記録を作ること。2025年に東京で世界陸上が開かれるので、そこに日本代表として走ることを目標にして走っている高い目標を掲げている選手です。駅伝での走りも注目したいですね。
東京選手権
女子1500m🥇優勝🥇
一兜咲子選手 大宮中
4分31秒08最近あった嬉しいこと🎤💕https://t.co/BujagQwmeZ pic.twitter.com/d8BlTLnBDa
— 東京陸上競技協会 (@toriku_official) April 22, 2023
千葉・佐藤奈々
所属・スターツ
出身大学・京都教育大学
自己ベスト10000m/32分50秒84
自己ベスト5000m/15分36秒28
スターツのキャプテン佐藤奈々選手。今年のクイーンズ駅伝出場の立役者の一人です。
3000mからフルマラソンまで走るオールマイティー選手です。駅伝では常に重要区間を任せられる頼りがいのある選手ですので今回も期待大ですね。
プリンセス駅伝 5区
佐藤 奈々さん(スターツ) 34:57 区間7位 pic.twitter.com/V5C4hyKJ2s— まろんた (@malonta0453) October 25, 2023
千葉・今西紗世
成田高・2年
自己ベスト3000m/9分14秒02
自己ベスト1500m/4分25秒69
名門成田高校で1年生からレギュラーで活躍している今西紗世選手。
昨年度は、1年生ながら全国高校駅伝、都道府県対抗駅伝に出場しています。
今年は、インタは―路線は関東大会まででしたが、秋には関東新人選抜で優勝するなどの活躍を見せています。
全国女子駅伝 2023
6区 4.0875km
奥本 菜瑠海さん (岡山) 12:56 区間4位
今西 紗世さん (千葉) 12:58 区間5位 pic.twitter.com/9odQMhiDbg— まろんた (@malonta0453) January 16, 2023
宮城・米澤奈々香
名城大学・2年
自己ベスト5000m/15分31秒33
自己ベスト3000m/8分59秒57
常勝名城大学の中心選手である米澤奈々香選手。今年も全日本大学女子駅伝で1区を任され区間2位の好走から7連覇を達成しています。
米澤選手といえば、中学時代は1500mで全中とジュニアオリンピックで優勝。
仙台育英高校に進んでからは、3年連続で全国高校駅伝を走り1,3年で優勝。
トラックレースでは、高校2年時に日本選手権1500mで田中希実選手に次いで2位となっている。
今年に入ってはU20アジア選手権で5000mで金、1500mで銅の2つのメダルを獲得している日本を代表する選手です。
全日本大学女子駅伝まで1️⃣2️⃣日!!
米澤奈々香② pic.twitter.com/iTie7KuQ3b
— 名城大学女子駅伝部 (@meijo_ekiden) October 17, 2023
セイコーGGP
女子3000m
米澤 奈々香さん (名城大2) 9:25.42 pic.twitter.com/02P9jvwIA6— まろんた (@malonta0453) May 22, 2023
埼玉・山ノ内みなみ
しまむら
自己ベスト5000m/15分31秒33
自己ベスト3000m/8分59秒57
世界陸上ドーハ大会10000m日本代表経験もある山ノ内みなみ選手(しまむら)。
郡山萌世高校の通信制に在学して1人で練習し、卒業後には厳しいのがいやで実業団からの誘いを断っていました。市民ランナーとして頑張っていましたが、実業団で走りたいと一念発起。25歳から京セラに入社し、アジア大会、世界陸上出場まで至っています。
実績は、出場選手中1番の選手ですので注目したいですね。
東日本女子駅伝
9区
山ノ内 みなみさん(埼玉) 31:48 区間2位
鈴木 葵さん(福島) 33:27 区間7位 pic.twitter.com/XgU1gGSTHu— まろんた (@malonta0453) November 14, 2022
埼玉・山田桃愛
玉川大学・4年
自己ベスト5000m/15分50秒92
自己ベスト3000m/9分57秒57
今年の日本インカレ3000m障害優勝の山田桃愛選手(玉川大学)。
小6の9月に慢性の骨髄性白血病を発症。4ヵ月ほど車椅子生活に。市立川口高校で再び陸上部へ。大学1年の夏に寛解状態になったが、今でも2ヵ月に一度は検査をし、薬も飲み続けている。目の前のレースに全身全霊かけて挑む山田選手に注目したいですね。
9/17
第92回日本学生陸上競技対校選手権大会
最終日 決勝ダイジェスト
玉川大から21年ぶりのインカレチャンピオン
女子3000m障害
優勝
山田桃愛(玉川大)10:06.30#青春に駆けろ pic.twitter.com/ahoYNAbzjq— ATHLETE News (@ATHLETE__news) September 18, 2023
h3>神奈川・近藤希美選手
東海大附属相模高校・3年
自己ベスト3000m/9分07秒59
自己ベスト1500m/4分16秒01
今年のインターハイ3000m日本人トップの5位、国体3000mでは4位の9分07秒59で自己ベストと今季絶好調の近藤希美選手。
今回出場する高校生の中で1500m、3000mのタイムはトップです。
区間によっては、ごぼう抜きまたはかなりの差をつける走りを見せてくれると思います。
北海道IH
近藤希美さん(東海大相模3)
1500m4位4.16.01高校歴代10位神奈川高校記録
3000m5位9.09.51日本人1位都道府県対抗駅伝6区区間賞獲得者の近藤さんが日本人唯一の2種目で入賞👏👏👏
しかも、2種目ともベストという強さです😌😌 pic.twitter.com/d4VV5NQt08— m.s (@ihimorita) August 6, 2023
神奈川・出水田眞紀選手
第一生命グループ
自己ベスト5000m/15分35秒56
自己ベスト3000m/9分04秒32
アジアクロスカントリー、世界大学クロスカントリー、ユニバーシアードのハーフマラソンなど団体で多くの金メダルを獲得した選手です。
日本選手権の1500mで活躍するなどスピードを生かした走りを期待したいですね。
プリンセス駅伝 2021/10/24
5区 10位 35:31
出水田眞紀 さん @Selenator_maki#第一生命グループ#出水田眞紀 pic.twitter.com/dtZIHXCKkz— Run-Po ランポー (@RunPo8) October 24, 2021
東日本女子駅伝2023!コースは?
福島県福島市の信夫ヶ丘競技場をスタート・フィニッシュ地点とした福島県福島市の市内を走る 全9区間 42.195kmのコースで実施されます。
9区間(総距離:42.195km)
第1区 6.0km
第2区 4.0km
第3区 3.0km
第4区 3.0km(中学生区間)
第5区 5.0875km
第6区 4.1075km
第7区 4.0km
第8区 3.0km(中学生区間)
第9区 10.0km
今大会からは4区と8区の中学生区間の区間賞を獲得した選手には、今後の活躍を期待して「NEXTヒロイン賞」を贈ることが決定しています。
東日本女子駅伝2023!まとめ
ここまでで
・東日本女子駅伝2023!出場18チームは?
・東日本女子駅伝2023の順位予想!優勝候補は?
・東日本女子駅伝2023!かわいい注目選手は?
・東日本女子駅伝2023!コースは?
・東日本女子駅伝2023!まとめ
についてご紹介しました。
東日本女子駅伝2023の開催日は11月12日(日)。スタート時間は12時03分です。
昨年は東京都が1位、千葉県が2位でした。歴代37回のうち東京都と千葉県が優勝回数10回ずつと最多優勝回数を獲得しています。今年は、この2都県を破る道県があるのか。そのあたりも注目してみたいですね。
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