黄砂は10月~6月に飛来しますが、
この中で3〜5月頃の時期に最も多く飛来します。
そこで今回は
・黄砂が車に与える影響は?
・黄砂で汚れた車の正しい洗車方法は?
について調査してみました。
記事の後半には洗車に関する動画を掲載しています。
合わせてご覧ください。
黄砂が車に与える影響は?
車に付着した黄砂を放置することによって
どんな影響をうけるでしょうか?
・正しい洗車をしないと車を傷付けてしまう。
・放置すると通常の洗車では落としにくくなる。
・車の塗装面にシミや縮みが発生する。
があげられます。
黄砂は、「石英」や「長石」という硬い成分で出来ています。
黄砂が付着しても2〜3日で
悪影響が出るような事はないそうです。
でも雨に当たってしまうと
黄砂が粘度のように粘りが出て
しつこくこびりついて剥がれにくくなってしまいます。
雨で一旦固まってしまうと
風や振動ぐらいでは
黄砂が自然に落下することはありません。
さらに、黄砂を剥がそうとすると
車をキズつけるリスクが高くなります。
そして数週間も放置してしまうと、
黄砂の中に含まれる「カルシウム分」や「ケイ素」が
車の塗装面にシミや縮みを発生させると言われています。
なので、黄砂が付着したら早めに洗車する必要があります。
黄砂で汚れた車の正しい洗車方法は?
黄砂が付着したら、できるだけ早く洗車して洗い流すことが大切です。
そこで次は正しい洗車方法について紹介していきます!
洗車機にかけて大丈夫?
結論から言うと、
洗車機にかけることはオススメできません。
黄砂が張り付いた状態で洗車機を使用すると、
小さく固い黄砂が擦り付けられ、
車がキズだらけになってしまいます。
車についた黄砂をモップではたいて大丈夫?
モップで払い落とすことは大丈夫です。
車にモップを常備しておき、
乗り降りする際にこまめに
黄砂を払い落とす習慣をつけておくことができます。
そうすれば黄砂が車にこびりつく前に払い落すことができます。
ただ黄砂が車にこびりついた後に
モップではたくことはやめましょう!
無理にモップではたいて落とそうとすると
ボディに傷がついてしまいます。
車を水洗いして大丈夫?
ホースなどでの水洗いでも
ある程度は落とせます。
しかし、くぼみや細かいすき間などに水が溜まってしまい、
そこに黄砂の微粒子が集まる可能性があります。
黄砂汚れた車の正しい洗車方法は?
黄砂で汚れた車は手洗いでの洗車をオススメします。
手洗い洗車をする際は次のことに気を付けてください!
①いきなり擦る、拭き取るのはNG!
②たっぷりの水で表面の黄砂、汚れを流そう
③洗浄力の高いカーシャンプーで優しく洗う
傷を付けずに黄砂を洗車をするには、
次の順番に従ってください。
1,たっぷりの水で車の表面上についた黄砂をできる限り取る。
高圧洗浄機などを使う場合、
極近距離で使うと水圧と砂で
傷が付いてしまう可能性があります。
離して使うか角度を寝かして
黄砂を吹き飛ばしましょう。
水で流す際は車の天井部分から流してください。
このようにして黄砂の量を大幅に減らすことで、
後の洗車工程が楽になり、傷をつけてしまう可能性を軽減させることができます。
2,洗浄力の高いカーシャンプーで黄砂を優しく洗っていく
なるべく泡立ちのいいカーシャンプーを
スポンジに取り、表面をなでるように優しく洗います。
もしくは汚れを溶解するタイプの
カーシャンプーをつかって
擦らずに黄砂を流してしまう方法もあります。
スポンジで擦るのではなく、泡の力や液剤の力で汚れをはがし、
それを拭き取るようなイメージで行ってください。
特に細かい部分はスポンジが届かないので、
カーシャンプーの泡の力で黄砂を落とすようにしましょう。
最後にしっかりとカーシャンプーを水で洗い流して完了です。
まとめ
ここまで
・黄砂が車に与える影響は?
・黄砂で汚れた車の正しい洗車方法は?
について紹介していきました。
いかがでしたか?
今は黄砂のピークですが、
この記事を参考に大切な愛車を黄砂から守りましょう!
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