廣中璃梨佳(日本郵政)のプロフィールや出身高校は？両親や帽子の意味まで徹底調査

陸上女子トラック競技5000mと10000mの両種目で活躍し、
注目されている廣中璃梨佳(ひろなかりりか)選手をご存知でしょうか？

今回は

・廣中璃梨佳（日本郵政）のプロフィールや経歴は？
・廣中璃梨佳（日本郵政）の出身校や成績は？
・廣中璃梨佳（日本郵政）の両親は？ハーフ？
・廣中璃梨佳（日本郵政）の帽子の理由は？
・廣中璃梨佳（日本郵政）は病気だったことがある？
・廣中璃梨佳（日本郵政）の最新情報！2021年の成績は？
・廣中璃梨佳（日本郵政）はオリンピック代表内定選手？

について調査してみました。

この記事の後半では、廣中璃梨佳選手の駅伝動画を掲載していますので
こちらも合わせてチェックしてみてください。

廣中璃梨佳（日本郵政）のプロフィールや経歴は？
廣中璃梨佳（日本郵政）の出身校や成績は？
廣中璃梨佳（日本郵政）の両親は？ハーフ？
廣中璃梨佳（日本郵政）の帽子の理由は？
廣中璃梨佳（日本郵政）は病気だったことがある？
廣中璃梨佳の最新情報！2021年の成績は？
廣中璃梨佳（日本郵政）はオリンピック代表内定選手？
まとめ

廣中璃梨佳（日本郵政）のプロフィールや経歴は？

廣中璃梨佳選手のプロフィールと経歴です。

名前廣中璃梨佳(ひろなかりりか)
生年月日 2000年11月24日(2021年5月現在20歳)
出身地長崎県大村市
身長、体重 163cm、46kg
血液型調査中

主な記録

2015年長崎県中学駅伝1区区間賞
2016年全国都道府県駅伝 3区区間賞
2017年同大会4区区間賞
2018年同大会1区区間賞
2018年アジアクロスカントリー選手権ジュニア団体金メダル
2019年全国都道府県駅伝1区区間賞
2019年実業団対抗女子駅伝 1区区間賞(日本郵政優勝)
2019年世界クロスカントリー選手権銅メダル
2020年全国都道府県駅伝1区区間賞(区間新記録)
2020年実業団対抗女子駅伝1区区間賞(日本郵政優勝)

1500m記録 4分17秒21

5000m記録 14分59秒37(U20日本記録・歴代3位)

10000m記録 31分11秒75

廣中璃梨佳（日本郵政）の出身校や成績は？

廣中璃梨佳選手の出身校や成績についてです。

中学長崎県大村市立桜が原中学
高校長崎市立長崎商業高校

地元の大村市立桜が原中学に入学してから本格的に陸上を始めた廣中選手は、
最初は800や1500mの短い距離を走っていました。

本人によると、中学3年の終わり頃まではたいした成績も残せなかったとのことでした。

しかし中3の冬になってからトラックや駅伝などの長距離を走り出し、頭角を現します。

長距離を始めてすぐの長崎県中学駅伝に出場すると、
いきなり1区区間賞の成績をおさめます。

その勢いのまま年が明け2016年1月の全国都道府県駅伝の選手に選ばれ、
中学生区間の3区でも堂々区間賞を取ります。

一躍県内の中学生トップとなった廣中璃梨佳選手。

高校は当然県内では1番の強豪校である長崎県立諫早高校に進学するものと思われていました。
諫早高校は、全国高校駅伝大会の常連校です。

しかし、廣中選手は諫早に次ぐ2位の高校である
長崎市立長崎商業高校に進学します。

理由は2位の学校に入って、1位の諫早を破って自分の力で
長崎商業を全国大会に導きたい！と言うものでした。
かっこいいですよね。

それは有言実行となり、2018年県大会でその諫早高校に1分46秒と言う大差をつけて優勝。
見事全国大会に出場し、1区を走りまたもや区間賞を取りました。

これは後ほどにも触れますが、
彼女はこれまで出場した駅伝大会全てで区間賞と言うとんでもない結果を残しています。
それは社会人選手となった今も続いているのです。凄いですね。

多数の大学や企業からの誘いがあった中、
廣中璃梨佳選手は現在所属する［日本郵政］に入社します。

廣中璃梨佳（日本郵政）の両親は？ハーフ？

廣中璃梨佳選手のご家族については、
できる限り調べてみたのですが、ほとんど明らかにはなりませんでした。

しかしながら1つだけハッキリしていることがあります。

それはお母さんが元々陸上をされていたと言うことです。
数年前までは娘と一緒に走っておられたとか。

廣中選手が陸上を始めたのはお母さんの影響もあったようですね。

お父さんについては詳しくはわかりませんでしたが、
廣中選手が試合に出場する時は必ず夫婦で応援に駆けつけていたそうです。

一説によると、
お父さんは娘に「他の選手に背中を見せつけてやれ！」と檄を飛ばしていたそうで、
廣中選手はその応援に押されて頑張れたのだとか。

その声援のおかげで、走る度に区間賞を樹立しているのですね。

また廣中選手はとにかく真面目な選手で、
休めと言っても休まない陸上一筋の人だそうなので、きっと両親も真面目な方なのでしょう。

ハーフではないか？と一時期話題になったことがあったようですが、
確かに廣中璃梨佳選手は目鼻立ちのはっきりした人なので、
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でも両親ともに長崎出身だそうですし、恐らくハーフではないと思われます。

廣中璃梨佳（日本郵政）の帽子の理由は？

廣中璃梨佳選手はレースの時、日差しの強くない時でも、
雨であろうとなかろうと毎回必ず帽子を被って走ります。

それは陸上長距離を始めた頃、雨の日のレースで視界が悪くならないように被ったことからだそうで、それ以来ルーティンになったのだとか。

現在は所属する「日本郵政」のスポンサーが「NIKE」であることと、
日本郵政のカラーが赤という理由で、ナイキの赤いキャップを被っていますが、
学生の頃お母さんと一緒に買った帽子を今もレースの時は持参していて、
お守りと思っているそうです。

陸上選手に限らず、アスリートは色々なゲン担ぎをしている人が多いのですが、
廣中選手もその1人だと言うことなのですね。

廣中璃梨佳（日本郵政）は病気だったことがある？

廣中璃梨佳選手は実は中学生の頃から重度の貧血を患っています。

赤血球数が異常に少なく、稀に意識を失って倒れることもある大変な病です。
投薬などでは改善されず、中2の時に半年間治療に専念したそうです。

恐らくそれは現在も完治はしていないのかも知れませんが、
生活習慣の改善や食物などで乗り切っているようです。

そんな体調の中長距離レースを走り、
何度も区間賞を出し続けている彼女の精神力の強さには敬服しますよね。

廣中璃梨佳の最新情報！2021年の成績は？

2021年今年はコロナ禍の影響で、
世界的な大きな大会はことごとく中止・延期となり、
なかなか実戦に臨むことは困難な状況です。

その中でも大会関係者の大変な努力によって行われたレースの記録についてです。

《金栗記念大会》
女子10000m 1位

《日本陸上選手権》
女子10000m 1位(記録 31分11秒75)

日本陸上での記録は、オリンピック代表派遣標準記録を突破しています。

こんな世の中でレースのみならず、練習さえままならない時もあったかと思いますが、
そんな中での派遣標準記録突破は本当に素晴らしいです。

廣中璃梨佳（日本郵政）はオリンピック代表内定選手？

先ほども述べましたが、
2021年5月3日行われた日本陸上選手権で廣中璃梨佳選手は10000mの
オリンピック代表派遣標準記録を突破し、オリンピック代表に内定しました。

このレースでは、31分25秒00の派遣標準記録を突破している選手がいなかったため、
順位だけでなくタイムを出すことも必要となり、
序盤から安藤友香選手(ワコール)との一騎打ちとなり、
デッドヒートを繰り広げることによりタイムが伸び、2人とも代表に内定となりました。

また5000mではもう既に記録突破して、
代表の座を勝ち取っていますので、5000と10000m両方の代表となりました。

廣中選手が尊敬し、憧れの存在である
新谷仁美選手(積水化学・新谷選手は既に両種目で内定済)と
肩を並べて走れるのをとても楽しみにしているそうです。

まとめ

ここまで

について調べてきました。

先ほど述べたように廣中璃梨佳選手にとって憧れの先輩は新谷仁美選手です。

新谷仁美選手は、2021年1月それまでの10000mの日本記録を持っていた
福士加代子選手(ワコール)の記録を18年振りに塗り替え、30分20秒44を樹立しました。

5000mの日本記録は未だに福士加代子選手の14分53秒22が破られていません。

一方で世界記録は10000mがエチオピアのエバ選手が持つ29分17秒45、
5000mが同じくエチオピアのギデイ選手の持つ14分06秒62と、
現状ではメダル圏内に食い込むのはかなり難しいところです。

聖地・国立競技場での決勝スタートラインに
廣中璃梨佳選手が立つことを信じて、今後も応援していきましょう。