広島は今季4位に終わりました。
シーズン終盤に3位巨人を猛追しましたが、
序盤の低迷が響いてBクラスに甘んじました。
しかし、個人的には活躍した選手は多く、
年俸としてはアップする選手が多いと思われます。
そこで、今回は
・広島カープの契約更改2022!年俸が増額する選手予想
・広島カープの契約更改2022!年俸が減額する選手予想
・広島カープの契約更改2022!全選手年俸一覧
・広島カープの契約更改2022!ドラフト新人 契約金、年俸
・広島カープの年俸は安い?
について紹介していきたいと思います。
広島カープの契約更改2022!年俸が増額する選手予想
すでにすべての選手が契約更改が終わりましたので、
大幅アップした主な選手を紹介します。
九里亜蓮
8700→1億4000
セ・リーグの最多勝を獲得するなどの活躍を見せました。
自身初の2ケタ勝利となる13勝。149回もキャリアハイの数字でした。
約5000万円の大幅アップは十分評された証拠でしょう。
森浦大輔
1100→2200
ルーキーイヤーで54試合に登板し、
17ホールドと中継ぎ投手として十分な活躍を見せました。
倍増の年俸を勝ち取ったのは大きな自信となるでしょう。
森下暢仁
4300→7500
2年目右腕は昨年10勝(3敗)から
勝ち星を落として8勝(7敗)に終わりました。
しかし、1年通して先発ローテーションを守り、
24試合に登板して163回3分の1と、昨年より登板機会を増やしました。
それが評価されての大幅アップでした。
栗林良吏
1600→5300
セ・リーグの激戦だった新人王レースを制して、充実したプロ1年目でした。
新人のシーズンセーブ記録37セーブをマークするなど、
チームの守護神として君臨しました。
リーグでもヤクルトのマクガフに次ぐセーブを挙げ、
東京五輪でも抑えとして金メダル獲得にも貢献しました。
大幅アップは当然でした。
高橋昂也
700→1200
プロ5年目でようやく先発としての仕事を果たしました。
15試合に登板し5勝(7敗)を挙げ、
73回3分の1の投球回も自己最多でした。
来年の大きな飛躍の期待も込めてのアップ更改でした。
島内颯太郎
1600→2400
プロ3年目に大きな飛躍を遂げました。
中継ぎとして51試合に登板し15ホールド、
49回を投げて、防御率は3.12と安定していました。
アップ更改を機に、来年のさらなる飛躍に期待がかかります。
玉村昇悟
450→1200
高卒2年目左腕が1軍で本格的に活躍できました。
主に先発として17試合に登板してプロ初勝利を含めて4勝(7敗)を挙げ、
防御率も3.83とまずまずの結果を残しました。
投手王国といわれる広島のホープとして期待もかかります。
坂倉将吾
1800→5000
プロ5年目で打撃センスが開花しました。
バットコントロールの良さを生かし、打率.315を残しました。
この数字は首位打者となったチームメート、
鈴木にあと2厘と迫る高打率でした。
自身初の3割をマークし、ほとんどの部門でキャリアハイをマークしました。
倍以上の年俸となったことも納得です。
林 晃汰
600→1500
プロ3年目での飛躍を見せました。
三塁での定着に加え、本塁打10本、140塁打、40打点は高卒3年目としては十分で、年俸も倍増以上でした。
小園海斗
800→2100
期待の内野手がようやく大器の片鱗を見せました。
高卒1年目だった19年は58試合に出場しましたが、
昨年はわずか3試合と低迷。
しかし、今年は心機一転、113試合134安打35打点と大活躍。
打率も3割にわずか届きませんでしたが.298と、
走攻守そろった遊撃手としての成長を見せました。
倍以上の年俸アップで来年さらなる活躍が期待されます。
広島カープの契約更改2022!年俸が減額する選手予想
すでに全選手が契約更改を終えていますので、
大幅な減額となった主な選手を紹介します。
野村祐輔
1億2000→7200
今季は開幕ローテーションに入って、
プロ初登板からの188試合連続先発登板の日本記録をマークしながら、
その後不調が続き、プロ入り初めて勝ち星を挙げることなく
シーズンを終えてしまいました。
年俸は大幅減額となりましたが、ベテランとして巻き返しに期待されます。
長野久義
1億6500→1億2000
プロ12年目で最低の出場71試合に終わりました。
若手の台頭もありましたが、ベテランとして活躍する場面が少なく、
打率も.216と、プロワーストとなりました。
13年目の来季の奮起に期待がかかります。
広島カープの契約更改2022!全選手年俸一覧
投手
11 九里亜蓮 8700→1億4000
12 大道温貴 1000→1500
13 森浦大輔 1100→2200
14 大瀬良大地 1億5000→1億8000
17 岡田明丈 3300→2300
18 森下暢仁 4300→7500
19 野村祐輔 1億2000→7200
20 栗林良吏 1600→5300
21 中﨑翔太 8700→6600
23 薮田和樹 2500→1900
26 中田 廉 2300→1800
28 床田寛樹 2700→3300
29 ケムナ誠 1600→1900
30 一岡竜司 5600→4200
34 高橋昂也 700→1200
36 塹江敦哉 1900→2100
39 菊池保則 2700→2900
41 矢崎拓也 800→800
43 島内颯太郎 1600→2400
46 高橋樹也 800→1250
47 山口 翔 700→650
48 アドゥワ誠 1650→1250
53 小林樹斗 500→500
57 田中法彦 500→500
58 藤井黎來 500→500
65 玉村昇悟 450→1200
66 遠藤淳志 2400→2000
67 中村祐太 1500→1300
97 フランスア 3980→3980
98 コルニエル 870→870
捕手
22 中村奨成 700→900
27 會澤 翼 1億8000→1億8000
31 坂倉将吾 1800→5000
32 白濱裕太 650→650
40 磯村嘉孝 1600→1400
62 石原貴規 700→1200
内野手
00 曽根海成 1000→1150
0 上本崇司 1200→1400
2 田中広輔 1億5000→1億5000
6 安部友裕 3250→2750
7 堂林翔太 3600→3600
33 菊池涼介 3億→3億
35 三好 匠 1300→1350
44 林 晃汰 600→1500
51 小園海斗 800→2100
54 韮澤雄也 500→500
56 中神拓都 500→450
61 矢野雅哉 600→600
69 羽月隆太郎 800→1000
外野手
1 鈴木誠也
5 長野久義 1億6500→1億2000
37 野間峻祥 3000→3100
38 宇草孔基 1100→1200
49 正隨優弥 750→750
55 松山竜平 9000→7500
59 大盛 穂 1000→1100
63 西川龍馬 6300→7600
広島カープの契約更改2022!ドラフト新人 契約金、年俸
支配下
1位 黒原拓未投手(関西学院大)1億円・1500万円
2位 森 翔平投手(三菱重工West)7500万円・1200万円
3位 中村健人外野手(トヨタ自動車)5000万円・1100万円
4位 田村俊介外野手 (愛工大名電)3500万円・500万円
5位 松本竜也投手(Honda鈴鹿)2500万円・770万円
6位 末包昇大外野手(大阪ガス)4000万円・1000万円
7位 高木翔斗捕手(県立岐阜商) 2000万円・450万円
育成
1位 新家 颯投手(田辺)290万円・250万円
2位 前川誠太内野手(敦賀気比)290万円・250万円
3位 中村来生投手(高岡第一)290万円・250万円
4位 坂田 怜投手(中部学院大)330万円・300万円
広島カープの年俸は安い?
2021年度の広島の年俸総額は24億9471万円で、
平均は4024万円でした。
総額、平均とも12球団中5位と、どちらかといえば多い方です。
16年から3連覇するなど、黄金期もあり年俸を上がり、
年齢層が上がってきている現状もあります。
今季は若手も台頭してレギュラーを奪いつつあります。
今後も上がっていく傾向にはありますが、
チーム成績が上がらないと大幅な底上げにはならないと思います。
どちらかといえば、年俸の割には
チームとしての成績が上がっていないのは残念だと思います。
広島カープの契約更改2022!まとめ
ここまで
・広島カープの契約更改2022!年俸が増額する選手予想
・広島カープの契約更改2022!年俸が減額する選手予想
・広島カープの契約更改2022!全選手年俸一覧
・広島カープの契約更改2022!ドラフト新人 契約金、年俸
・広島カープの年俸は安い?
について紹介してきました。
チームの打線の中心を担った4番、鈴木がメジャーへの挑戦を口にして、
ポスティングシステムを利用した移籍に動いています。
リーグ首位打者だけでなく、
チームの打率、打点、本塁打、盗塁でトップの結果を残した
スラッガーが抜ければ、戦力は当然大幅ダウンします。
今年、台頭した若手がさらなる飛躍を狙って、
年俸アップを勝ち取る展開にならない限り、
チーム成績は今年よりダウンするかもしれません。
コメント