第95回選抜高校野球大会、通称「春のセンバツ」は、
2023年3月18日に開幕を迎えます。
今年はコロナ渦前のように、全ての高校球児が開会式から参加できるようになるため昨年より盛り上がることが予想され、2023年春の選抜高校野球では36校(一般32校 21世紀枠3校 神宮枠1校)の出場が予定されており、今年の春も夏に負けないくらい熱い戦いが繰り広げられることが予想されます。
センバツ高校野球2023の優勝候補を予想してみようと思います。
そこで、今回は
・センバツ高校野球2023優勝候補を予想!
・センバツ2023優勝候補を脅かす対抗馬や穴場予想!
・センバツ高校野球2023の出場校一覧
・センバツ高校野球2023のイケメン注目選手
・センバツ高校野球2023の日程
について調査していきたいと思います。
センバツ高校野球2023優勝候補を予想!
センバツ高校野球2023で優勝するのに必要な要素は?
学生野球の場合、これまでの成績やデータだけでは優勝に必要な要素というのは一概には言えません。
なぜなら、ここ数年の秋季大会や神宮大会の結果をもとに導き出された予想が必ずしも的中はしていないからです。
参考のためにここ10年のセンバツ優勝校と、優勝候補とされていた高校を調べてみました。
2012年優勝校
・優勝校:大阪桐蔭高校
この年の優勝候補は、藤浪投手擁する大阪桐蔭と現メジャーリーガーの大谷翔平投手の岩手県代表の花巻東でした。
しかしこの2校が初戦で対戦することとなり、事実上勝った方が優勝だろうとの予想通り、大阪桐蔭が優勝となりました。因みにこの年大阪桐蔭は春夏連覇を遂げています。
2013年優勝校
・優勝校:浦和学院
予想では大阪桐蔭の3期連続優勝や、仙台育英高校が注目されていましたが、安楽投手(現楽天)の済美高校が決勝へ。
しかしデータではダークホース的存在だった埼玉の浦和学院が現ロッテの小島投手を擁して優勝しています。
2014年優勝校
・優勝校:龍谷大平安(京都)
大阪では桐蔭と並ぶ強豪、履正社高校の初優勝では無いか?という予想でした。
履正社は順当に決勝進出し、持力では格下の龍谷大平安と対戦。おおかたの予想を裏切って平安が優勝となりました。
2015年優勝校
・優勝校:敦賀気比(福井)
この年決勝に進出したのは敦賀気比高校と、東海大四校(北海道)でした。
申し訳ないですが両校とも優勝候補には挙がっておらず、神宮大会で優勝した仙台育英高校や、近畿大会で大阪桐蔭と平安を下した奈良の天理高校の優勝と予想されていました。
2016年優勝校
・優勝校:智辯学園(奈良)
この時の決勝の相手は香川の高松商業でした。
高松商業はセンバツの勝率実に528.を誇る古豪ですが、僅差で準優勝となりました。
この年の優勝候補は現中日の藤嶋投手擁する愛知の東邦高校、2年とは言えその後大活躍したこちらも現中日の根尾昂選手のいる大阪桐蔭などでした。
2017年優勝校
・優勝校:大阪桐蔭
優勝候補は大阪桐蔭の他に現日ハムのスラッガー清宮幸太郎選手の早稲田実業(東京)でした。
しかし大阪桐蔭は秋季大会で敗れた同じ大阪の履正社と決勝で対決。
大阪決戦を制したのは、秋に負けた大阪桐蔭でした。
2018年優勝校
・優勝校:大阪桐蔭
この年は予想通りの大阪桐蔭の優勝でした。
準優勝の智弁和歌山も強豪ではありますが、ドラフト候補が勢揃いしている大阪桐蔭はデータ通りの優勝となりました。
2019年優勝校
・優勝校:東邦(愛知)
大阪桐蔭のいない春センバツに優勝したのは予想では2〜3番手の東邦高校、準優勝は千葉の古豪である習志野高校でしたが、習志野も言わばダークホースで、この年は予測が難しい大会となりました。
2020年
コロナ禍の為中止
2021年優勝校
・優勝校:東海大相模(神奈川)
ここでも優勝候補1番手は大阪桐蔭、智辯学園、好投手のいる天理高校、打撃の強い東京の東海大菅生などでした。
東海大相模は優勝予想では下位の方でしたが、同じような立ち位置にいた大分明豊と決勝で戦い、僅差を物にしました。
以上のことから、データや戦績だけでは予測がつかないのが学生野球の面白いところです。
では次に優勝候補とされる高校が何故そういう評価がつくのか、探っていきたいと思います。
2023年の選抜高校野球を独自の視点から予想してみました。
仙台育英が優勝予想の理由
昨年夏の甲子園で優勝を経験した選手が多く残る仙台育英。
高橋、湯田の両右腕を初めとする投手力が最大の武器であり、特に昨夏は継投で勝ち上がり見事に東北勢悲願の夏の優勝を手に入れることができました。
大阪桐蔭
昨秋の近畿大会で優勝しており、注目の左腕・前田を始め速球派の投手が揃っています。
攻撃力、機動力も高く総合的にかなりレベルの高い選手が揃っているので優勝候補の1つです。
広陵が優勝予想の理由
昨秋中国大会の優勝校・広陵は、左腕・倉重を中心に伝統の手堅い野球で勝ち上がっています。
打線では3番・真鍋は1年生の頃から注目されており、甲子園でも打撃が期待されています。
智弁和歌山が優勝予想の理由
昨秋近畿大会では、6試合7本塁打と抜群の破壊力で近畿大会ベスト4に輝き、見事に選抜出場を決めました。
冬場を超えてさらにパワーアップしていると思うので、自慢の攻撃力は大阪桐蔭を凌いでいるかもしれず優勝候補の1つに挙げました。
センバツ2023優勝候補を脅かす対抗馬や穴場予想!
優勝候補を脅かす対抗馬・沖縄尚学
昨秋の九州大会で優勝を果たしており4試合で打率.381と強打を誇っています。
中でも1番・知花は九州大会.714と異次元の数字を残しており「恐怖の1番打者」の呼び声が高いです。
投手陣もエースの東恩納を中心に九州大会は防御率2.43と安定しており、神宮大会でも仙台育英相手に敗北したものの、僅差の試合を繰り広げています。秋のような戦いができたら、優勝候補を脅かす存在になるかもしれません。
優勝候補の穴場予想・専大松戸
2年振り2回目の選抜出場を決めた専大松戸。
プロ注目の151㎞右腕平野は抜群の安定感で、チームを昨秋関東大会準優勝に導いており選抜でも注目の1人です。打線は4番捕手の吉田を中心に繋ぎの野球で、破壊力が抜群なので今大会においてダークホースとなる可能性があります。
センバツ高校野球2023の出場校一覧
各都道府県の選抜高校野球出場校が確定しました。
北海道(1枠) | クラーク記念国際高校(2年連続2回目) | |
東北(3枠) | 宮城県 | 仙台育英高校(2年ぶり15回目) |
宮城県 | 東北高校(12年ぶり20回目) | |
秋田県 | 能代松陽高校(初出場) | |
関東(5枠)東京(1枠)) | 山梨県 | 山梨学院高校(2年連続6回目) |
千葉県 | 専大松戸高校(2年ぶり2回目) | |
群馬県 | 健大高崎高校(2年ぶり6回目) | |
神奈川県 | 慶應義塾高校(5年ぶり10回目) | |
栃木県 | 作新学院高校(6年ぶり11回目) | |
東京都 | 東海大菅生高校(2年ぶり5回目) | |
東京都 | 二松学舎高校(2年連続7回目) | |
北信越(2枠) | 福井県 | 北陸(34年ぶり2回目) |
福井県 | 敦賀気比(3年連続10回目 | |
近畿(7枠) | 大阪府 | 大阪桐蔭高校(4年連続14回目) |
兵庫県 | 報徳学園高校(6年ぶり22回目) | |
和歌山県 | 智弁和歌山高校(3年振り15回目) | |
京都府 | 龍谷大平安高校(4年ぶり42回目) | |
大阪府 | 履正社高校(3年ぶり10回目) | |
滋賀県 | 彦根総合高校(初出場) | |
兵庫県 | 社高校(19年ぶり2回目) | |
中国・四国 | 広島県 | 広陵高校(2年連続26回目) |
山口県 | 光高校(初出場) | |
鳥取県 | 鳥取城北高校(2年振り4回目) | |
香川県 | 英明高校(5年振り3回目) | |
香川県 | 高松商業高校(4年振り28回目) | |
高知県 | 高知高校(2年連続20回目) | |
九州(4枠) | 沖縄県 | 沖縄尚学高校(9年振り7回目) |
長崎県 | 長崎日大高校(2年連続4回目) | |
長崎県 | 海星高校(7年振り6回目) | |
大分県 | 大分商業高校(3年振り7回目) | |
21世紀枠(3枠) | 栃木県 | 石橋高校(初出場) |
富山県 | 氷見高校(初出場) | |
徳島県 | 城東高校(初出場) |
センバツ高校野球2023のイケメン注目選手
山田脩也(仙台育英)
2022の新チームからキャプテンを務めており、昨夏甲子園でもスタメンで活躍していた屈指の内野手です。そのイケメンさは、多くのメディアで取り上げられており「かっこよすぎる」「かなりイケメン」と話題になっていました。お兄様も甲子園を経験されており、実力も兼ね備えたイケメン注目選手です。
ハッブス大起(東北)
米国人の父と日本人の母親を持ち、1年生の頃から活躍。最速142㎞の直球を武器に小気味いいピッチングで相手打線を抑えていく。東北高校出身で現・パドレスのダルビッシュ投手と姿が重なり、スリムなスタイルとイケメンフェイスで今春の選抜も目が離せない1人です。
センバツ高校野球2023の日程
甲子園の日程は下記のようになっています。
場所 | 阪神甲子園球場 |
日程 | 2023年3月18日~2023年3月31日 |
組み合わせ抽選会 | 2023年3月10日(金) 9時~ |
休養日 | 2023年3月28日(火) 3月30日(木) |
センバツ高校野球2023優勝候補を予想!まとめ
ここまで、
・センバツ高校野球2023優勝候補を予想!
・センバツ2023優勝候補を脅かす対抗馬や穴場予想!
・センバツ高校野球2023の出場校一覧
・センバツ高校野球2023のイケメン注目選手
・センバツ高校野球2023の日程
について、ご紹介してきました。
センバツ甲子園から採用された「1週間500球まで」の投球数制限ルール。
試合日程も準決勝、決勝前に予備日を挟む予定になっています。
今大会は非常にレベルが高く、注目選手も多い大会となっているので見どころが多い試合がたくさんあると思います。
特に注目したいのが「継投」で、高校野球でもかなり球数制限が浸透してきたのでエースに続く2番手、3番手がどれだけ抑えられるかが鍵となると思います。
かなり高校野球大会の日程が厳しいので、
エース以外にも複数の投手陣を持つチームが優勝へのカギとなると思います。
春のセンバツ高校野球、みなさんも是非お楽しみくださいね!!
コメント
大阪桐蔭が有力だと思います。