5月30日から始まるプロ野球セ・パ交流戦。
シーズンを占ううえで非常に重要な試合が続くのはもちろん、
普段見る事の出来ない選手同士の対戦など楽しみです。
また、一つの注目ポイントといえば、パリーグ開催試合の中では、
普段セリーグでは導入されていないDH制が採用されることです。
投手が打席に立つことが無くなり、
打撃に専念できる選手を一人スタメンに入れることが出来るため、
DHをうまく活用することで戦術の幅を広げることが出来る一方で、
その恩恵を十分に受けることが出来ないチームもあります。
そこで今回は
・プロ野球交流戦2023!DH制に適用できるチームは?
・プロ野球交流戦2023!DH制に苦しむチームは?
・プロ野球交流戦2023!DH制のまとめ
について紹介させていただきます。
プロ野球交流戦2023!DH制に適用できるチームは?
巨人 ジャイアンツ
指名打者予想:松田宣浩選手、アダム・ウォーカー選手
今年の交流戦でDH制が最もプラスに働くのは巨人と予想します。
まだ低迷している巨人ですが、経験豊富なベテランが多くDHでの起用が考えられると思います。特に松田宣浩は昨シーズンまでソフトバンクに所属しておりパリーグのピッチャーとの対戦経験も豊富なことから、松田宣浩を起用するのではと考えました。投手力に課題のあるチームですが、野手は揃っておりDHは非常に有利に働くのではないかと思っています。
また、巨人は守備に不安のある選手も少なくありません。例えば、坂本勇人、大城卓三、丸佳浩です。これらの選手をDHに置くことで、守備の負担を減らし、攻撃に専念させることができます。そのため、巨人はDH制に適応できるチームと言えるでしょう。指名打者には、丸佳浩や岡本和真が候補です。
横浜DeNA
指名打者予想:ソト
ソトをDH起用することで、ファーストに牧を配置し、空いたセカンドは大和や柴田を起用するのではと考えます。
中日から京田を獲得したことにより出番が減っている大和ですが守備は一級品で、近年はバッティングでも存在感を示していました。ソトをDHにすることで二遊間が強化され、守備での不安も軽減されます。個人的にはDH制が1番マッチする球団はDeNAではないかと思っています。
阪神タイガース
指名打者予想:ノイジー
ここまでの戦い方を見ていると、打線で唯一固定できていない固定できていないのが6番です。5月22日時点で6人が起用されました。ただし、誰もが決め手にかけるというほどではなく、可能性を探っている状態なので候補がずらりと並んでいるとも言えると思います。よって、使いたい人はたくさんいるので、攻撃の枠が一つ増えるのは阪神にとって大きいと思われます。若い選手を守備につかせノイジーをDHにする可能性もありますが、レフトの守備で好プレーを連発しているので、疲労次第という程度かもしれません。
また、阪神は守備に不安のある選手も少なくありません。例えば、木浪 聖也、梅野隆太郎、北條史也です。これらの選手をDHに置くことで、守備の負担を減らし、攻撃に専念させることができます。
プロ野球交流戦2023!DH制に苦しむチームは?
中日ドラゴンズ
指名打者予想:アルモンテ選手
オフシーズンに京田、阿部ら主力を放出し血の入れ替えを行なった中日ですが今シーズンも下位に低迷しています。
打線が弱く、投手力で勝負するタイプのチームですのでDH制は不利に働くと考えました。
DH起用の予想はアルモンテ、アキーノ、ビシエドなど助っ人ですが、中でも両打のアルモンテの起用が1番高いと考えています。一度日本球界を経験している助っ人は慣れてくれば打ち出すと思うからです。
また、中日は守備に不安のある選手も少なくありません。例えば、京田陽太、森野将彦です。これらの選手をDHに置くことで、守備の負担を減らし、攻撃に専念させることができます。
ヤクルトスワローズ
指名打者予想:サンタナ
開幕から打線が低調でなかなか浮上のきっかけを掴めないヤクルトですが、村上を中心に少しずつ打線が活気付いてきたような印象を受けます。サンタナをDHとして起用することで外野に空きができますが、山崎がベンチに控えているため山﨑を起用すると考えられます。
低調している打線が昨シーズンのように打ち出せばDH制は有利に働くと思われますが、現状のままであればDH制はそこまで有利には働かないのではと考えました。
広島東洋カープ
指名打者予想:會澤翼選手
広島は指名打者にマッチする選手が少なく、あまり有利には働かないと考えます。
會澤翼は打率は2割前半ともの足りませんが、チャンスに強く得点圏打率は3割となっています。坂倉のDH起用も考えられますが、カープ首脳陣は今季から坂倉をスタメンで起用することも多く、キャッチャーとしての経験を積ませたいように感じますので、キャッチャー坂倉、DH會澤翼としました。左肩痛で二軍にいるデビットソンが上がってこればDH起用も考えられます。しかし、これらの選手は守備が得意なため、DHに置くと守備が弱くなる可能性があります。
プロ野球交流戦2023!DH制のまとめ
ここまで
・プロ野球交流戦2023!DH制に適用できるチームは?
・プロ野球交流戦2023!DH制に苦しむチームは?
について紹介させていただきました。
パリーグのチーム相手に数年勝ち越せてないセリーグですので、
今年はDH制もうまく利用して、下剋上と行きたいところです。
ぜひ期待して応援しましょう。
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